外交的な執筆をします

誰かが出した研究成果を否定するような報告することは,たまにあります。何年か前のこと,?マークな論文が出版され,普段ならそんなのスルーするのですが,ちょっと気になりすぎたので東海岸と西海岸の大学教授二人と共著でその結果を全否定する論文を出版したことがあります。

そして今また似たような状況に。同僚が書き上げた原稿は既に出版された論文に疑問を呈するものですが,内容が微妙なだけに,書き方にも最新の注意を要します。でないと喧嘩になっちゃう。

それでも,ざっと原稿を読み通して,もうちょっと強く打って出てもいいんじゃないかなあという印象。同僚が「書き方が優しすぎた?」って聞くので,

Well… too diplomatic

diplomaticは「外交的な」とかそういう意味。転じて,そつないとか,如才ないとか,まあいい塩梅にバランス取ったねと,自分では褒めたつもりです。

4 thoughts on “外交的な執筆をします”

  1. さらっと書いてあるけどこれはけっこうリスキーな行為だったりしませんか?
    だって他人の確信にケチを付けるわけです。
    私の性格だと「見なかったことにしよう。だまっとこーー」になりますが、
    これもまた間違いなんでしょうね。
    でも、どう書かれたってケチはケチだもんねーー。

    1. Chieさん,間違った知見が後世に残るのは如何ともし難いので,そこはぴしゃっとやります。まる差がぴしゃっとついとうです。でないと,論文に書かれてるからそれは正しいってなっちゃうんですよ。

  2. これってdiplomaと関係ある言葉なんでしょうかね。免状をもっていれば立ち居振る舞いが洗練されているはず、といつかどこかで誰かが勘違いしたのかも。

    1. missssyさん,外交ってのは口八丁手八丁な世界なんでしょうからやっぱそういう手練の免状は能力の証なんでしょう。学位を取るには自分の勉強だけでなく敵を蹴落とす技術も必要とか。

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