研究者背番号制度

どこそこ所属の誰某さん,細分化された学問の世界だとまずこれで個人が確定します。僕の場合,同姓同名はそこそこあるのですが,同じ業界内では(今の所)ないので問題なし。でも現代は流動の世代で転職なんて当たり前です。そうなると,仕事の業績が所属から判断しにくい。

研究者の個人の公開データベースみたいなのが最近は使われています。研究者に限らずビジネス一般でもあるのですが,要するに職場と紐付かない個人の仕事や経歴データを自分で入力し,そのページをID代わりに売り込むというもの。

そういう面倒なのは極力避けたい性格です。でもこの数年,研究論文の著者名にそんなIDが付けられるようになってきたので,逃げ回るわけにもいかなくなりました。

先日公開した論文,その著者リストにもORCiDと呼ばれるIDが振られており,ゲラのそれが全部正しいかチェックしろとのこと。それ自体は手間ではないのですが,共著者の中には自分のデータを丁寧に入力してる人もおり,それに比べると自分の情報のなんとみすぼらしいことか。

だって勤務先しか書いてませんもん。これじゃいかんと,論文リストを作ってみようとして,すぐに挫折しました。すんげえ面倒くさい。ま,気が向いたら丁寧に入力してみようと,そのまま放置。そしておそらくは永久に放置です。

8 thoughts on “研究者背番号制度”

  1. 研究者さんも自分で自分を売り込む時代なんだとして、
    論文数が少なくて今現在も時間たっぷりな人が有利っぽいです。
    不公平!の声は上がらないのかしら?

    1. Chieさん,声高に自分売り込む人もおられますが,メッキはすぐに剥がれますからねえ。テレビ出てる暇あったら論文書けよ,みたいな。

  2. かってにオーチャードと呼んでいる番号ですが、数年前に取りました。データベースには何も入れてません。Facebookもミクシィもほとんど何も入れて無いですし、リサーチゲートとかも拒否しまくりなので、論文を読んでわかる人だけコンタクトしてくるはず、だったのですが、迷惑さん達はキーワドすら無視してメールしてきますね。でもこの番号が便利なのはラボや現場を離れても、まっとうな人であることの証明として使えるところです。共著者がラボを離れ(専業主婦は差別用語?)て職場メールが使えなくなったときに、果樹園番号で雑誌社を納得させました。

    1. missssyさん,あれってどう読むのかよく分からないんですが,こちらローカルではオーキッドが定着しております。勝手に呼んでるだけですけど。うちの職場では半強制となっております。職場アドレスが使えなくなったときのために,学会がメール転送サービスしてたりしますね。僕も一応持ってるのですが,結局gmailが一番便利やわ,とこればかりになってしまいました。

        1. オーキド博士,そーなんす! 怪盗キッドはアースノーマットリキッドで落とせるそうです。

  3. 日本ではResearchmapというものがあって、科研費を申請するならここに詳細に入れろというお達しが来ています。
    めんどくさいですが、やるしかないとあきらめています。
    米国もORCiD入れないと、ってなると入れるようになるんでしょうね。

    1. てっすいさん,こちらでもなりつつあるようです。研究者の素性がネットで晒されてしまう時代になってしまいましたね。でも業績少ない人に限って,頑張って入力してるような気がしないでも。

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