百花繚乱世界観

やたらと「世界観」という単語が溢れるようになってますが,これってゲームとかファンタジー映画のせいなんでしょうか。今でこそ「Star Warsの世界観を壊さないアトラクション」なんて宣伝文句を見ますが,昔はそんなの無かったような。

そもそも世界観ってなんなんだろう。世界に対する客観的なものの見方とか,そういう哲学的な話じゃないですよね。なんかもっと小ぢんまりした,外界と孤絶した地底のドワーフの世界を垣間見るような,そんな感覚なのかな。

カフェオーナーが新装オープンした店内を客に見せつつ「緩やかな時間が流れる世界観をイメージしました」とか。

誰にも座らせない席をバーの片隅に作って「文豪が密かに通うバーの世界観です」とか。

誰にも読めないコンピュータプログラムを書いて「天才ハッカーの世界観に基づいてコーディングしています」とか。

鹿がたむろする横をジョギングして「人類が滅亡して鹿だけが残った世界観で走ってます」とか。

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8 thoughts on “百花繚乱世界観”

  1. 私も最近、その言葉を使うつもりになって書いてみたけど、世界観?世界感?とか思って、うーん、両方ともピンと来ない…と、使うのをやめた記憶が。(あるいは書いちゃったんだっけな?←これさえ覚えてない💦)

    と思って、自分のブログの中でキーワード検索したら、なんと!数年前の記事に使ってました(笑)。でも、そこで使うのは、我ながら違和感ない…と思うところだったから、まあ、いいか。(よそ様からしたら違和感あるかもですが。それに、ほかにもあったら恥ずかしい〜・笑)

    でも、最近よく耳にするようになりましたよね。すると、もうすぐ死語になるかな?なんて。

    1. Sanaeさん,いっそ孫の手で背中をぽりぽりしながら「背快感」とか言ってたらいいんです。世界間だったら太平洋とか大西洋で,世界寒だと地球の危機,世界完だったらおもうおしまい。

  2. マーケティングの場では、ヴィジョンを持つを世界観を創るなどと言うからますます分からなくなるけど、
    独特の世界観、誰々の世界観、とかもあるらしいから、
    共有できないものも含まれるかんじ。
    ザックリ便利な言葉だけどsanaeさんがおっしゃるように
    手あかがついて来てそろそろ死語になる予感ありますね。

    1. Chieさん,「ヴィジョンを持つ世界観を創る」それだけでもうなんのこっちゃとなります。誰か説明して〜。共有できない世界観ってどんなのでしょうね。宗教系のはちょっと共有してほしくはないです。あとバブル時代の世界観ってのも特殊でしたねえ。

  3. 私も最近気になっていた言葉です。「雰囲気」と同じ感じで使われているような気がします。会話の中で、世界感、と聞くとその前後の説明や描写が一切頭に入らなくなるのは私だけでしょうか。。

    1. あーにゃさん,なんだかよく意味が分からない言葉ですよね。確かに雰囲気と同じような雰囲気で使われていて,そういった世界観を大事にする雰囲気が増えているのかもしれません。結局は,ふいんき(←何故か変換できない)なんでしょうね。

  4. 世界観のルーツは世阿弥観阿弥おやこまで遡ると思います。なんとなく、雰囲気的に娯楽の対象だった猿楽を能芸(芸能ではない)として確立し、観世流として今に続く流れを作ったわけですからね。一方、星一徹、飛雄馬の親子はスポ根の世界観を作り上げました。これは愛の物語でもあります。というわけで、覚悟して使って欲しい言葉ではありますね。

    1. missssyさん,スポ根世界観があるのであれば,パタリロの世界観,はいからさんが通る世界観,キャンディキャンディ世界観,妖怪人間ベム世界観,そして忘れてはならないゲゲゲの鬼太郎世界観も大事にしたいと思います。

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