数十年ぶりに読むマンガ

少年ジャンプに連載されていたのを読んでいたので,小学校高学年か中1か。日本古代を題材にした不思議なマンガに夢中になったのです。でもそのまま,タイトルも作者も全く覚えていないまま。

大学院生となったある日のこと。(少々変わり者の)大学の先生に,子供の頃,変なマンガがあってですねえという話をしたら,

「あぁ,そりゃきっと諸星大二郎だ」

調べられなくもなかったのですが,そのままにしていたいような気分で,それ以上の進展は無し。

そして数年前の帰国時のこと。大手町丸善でこの本を見つけたのです。作者は諸星大二郎,タイトルは覚えていませんでしたが,この絵はしっかり覚えています。もしやこれか。

「暗黒神話 (愛蔵版コミックス)」という箱入り特別装丁の豪華版。お値段3500円しましたが,衝動買いしました。初版。

それから3年間,ずっとリビングの片隅に丸善の袋に入ったまま眠ったまま。放置していたのではなく,読むのが勿体ない。読んでしまうのが惜しい。

そして今週,電話会社のトラブルでネット遮断されたとき,ついに取り出したのです。おそるおそる開いたページに子供の頃の記憶が蘇ります。かなり加筆されてるらしく,見覚えないページも多いものの,ストーリーはそのまま。

一気に読みたい衝動をひたすら押さえ,ひと晩に1話の制限を自分に課し,ゆっくりと読んでいます。あぁ,読んでしまうのが惜しい。

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2 thoughts on “数十年ぶりに読むマンガ”

  1. 諸星とくると普通ならダンとなりますが、大二郎だと覚えているのが「さんじゅわんとは聖ヨハネのことで、3人の(聖人の)ことじゃない」という場面。妖怪ハンターというマンガだったようで、隠れ切支丹の信仰が長い間に大元の聖書とはすっかり変わってしまったことに山奥を訪れた神父さんがおどろくシーンです。その後のおどろおどろしい展開は彼ならでは。「ぐろうりあのぜずさま!」しばらく眠れません。

    1. missssyさん,妖怪ハンターも昔読みましたが,あれも怖かったですねえ。と言いつつ,そっちも読んでみたいなあと思ったり。楳図かずおのほうがもっと怖かったですが,メメクラゲとかエコエコアザラクも怖かったです。

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