
今日も自宅で仕事しつつ,パソコンに入れてあるCDから適当に選んでBGM。今日はBeethovenのViolin Sonataの有名な二曲,5番の「春」と9番の「Kreutzer」。でもこの手のCDはこれ一枚きりです。どうやら僕はViolin Sonataにあまり興味ないらしい。
手持ちのCDで他の作曲家だと,
- Bach, Violin Soanata 1 – 6
- Bartok, Soanata for Solo Violin, Violin Sonata 1, 2
- Brahms, Violin Sonata 1 – 3
- Faure, Violin Sonata 1, 2
- Prokofiev, Violin Sonata 1, 2
- Schumann, Violin Sonata 1 – 3
- Shostakovich, Violin Sonata
多分これだけ。Beethovenは9番Kreutzerの10年後にぽつんと10番を作曲しているのですが,とくに聴きたくなることもなし。Mozartも30曲以上(?)作曲していますが,ヴァイオリンはピアノの添え物的扱いの曲が多く,あまりおもしろいとは思いません。

こちらはMozartの晩年の作,36番のヴァイオリン・ソナタ KV547。比較的易しく書かれているのですが,なんとこれ,

ピアノ・ソナタ KV547aにちゃっかり流用されております。つまりピアノパートだけでもええんちゃうってことか。
このソナタ,子供が練習用に使うソナタアルバムにも収録されているのですが,Mozartのピアノ・ソナタ全集には入っていません。それもその筈,元はヴァイオリン・ソナタ。
「あまり興味がないようです」はあまり聴きたくならないってことですよね。
ある曲に何も感じない。と、すごく感じる。の違いは人それぞれだとしても、何故そうなのかが興味深いのです。
とっつきにくかったのがある日コンサートで聴いて好きになることはありますが、
何度聴いても私には何も感じない曲もあります。
絵の場合は歳月で好みが変わることはよくあると思うんです。
LiLA先生、何故音楽はそうなのかお分かりになるなら教えてください。
Chieさん,積極的に聞こうという気分にならないってことですね。もし自分でヴァイオリンを演奏するならそっちの興味も増えるんでしょうけど。
好みの変化ってのは難しいですね。子供の頃には苦いだけのビールも,大人になるとぐびぐびやっちゃうし,一方でビールはいつまでも苦手という人もいますし。一つ言えることは,よく言う,年取ったら演歌が分かるっていうあれ。あれ,絶対にないです。
そうそう、Mozartはピアノが肝ですねぇ。コロナ禍中の暇な五月、Youtubeで Kv. 301、 304、・・・378、379と聴き、バイオリンのMutterではなく、ピアノの、風采の上がらないLambert Orkisおじさんが気に入ってAmazonポチ。
数日後ポストを見るとケースはMozartでも中身はMutterのBeethoven。返品連絡したら、返してもらっても売れないから(多分)、CDは差し上げますって。損したような得したような。
PS:この頃バイオリンあまり聞かないですね。例外はSchostakovichの一番の協奏曲。パッサカリアにも弱いし(Bach, Brhams, Britten, Webern・・・)、あれって中毒性がある。
レミドシねこさん,中身が間違ったCDが送られてくるなんてことがあるんですねえ。DVDで一度そういう変なことがありました。Beethovenの英雄と合唱二枚入ったやつなんですが,なんとDVDの印刷と中身が逆でした。
ヴァイオリン協奏曲で,まあそこそこ聴いてるのはシベリウスですかね。あまりキィキィしないのがいいです。
ブラームスもソナタの題名は「ピアノとバイオリンのための」とピアノが先にきていることを最近知りました。知人が曲当てクイズで1番の1楽章の冒頭のピアノの部分だけYouTubeにあげたのを聞いたのですが、確かにピアノのパートだけで聴いてもいいものです。ちなみに学生時代「雨の歌」という通称は1楽章をさしていると勘違いしてたのでした、、
現地委員さん,ブラームスの一番はピアノパートだけ弾いてもぎりぎり楽しめる,というかピアノパートだけで十分分厚いので,たまに弾きます。でもヴァイオリンとの掛け合いがないのが残念。雨の歌は三楽章の旋律ですね。