嗅覚をたよりに夕暮れの道

ふと漂ってくる香りに昔のことをふと思い出します。夕方,ようやく日が落ちたのでジョギング,どこからか花の香りが漂ってきました。

子供の頃,大人たちが「良い香りねえ」と花をくんくんするのが不思議でなりませんでした。おそらく子供の自分にとって良い香りというのはバニラエッセンスのような甘くて美味しそうな香り。花の香りは異質なものでしかありませんでした。

これが「良い香り」というものなのか。なんだか酸味すら感じさせるその香りを「良い」と表現することに違和感を覚えた記憶が,ジョギング中に舞い戻ってきました。

走るときは眼鏡を外すのであまり周囲がはっきり見えず,その分嗅覚が前面に出てくるのかもしれません。夕方町中を走っていると,色んな匂いに遭遇します。料理はもちろん,シャワールームの匂い,すれ違う人の体臭,どこかの庭のバーベキュー。わんこの世界を垣間見ることができます。いや,垣間匂うことができます。

FacebooktwittertumblrmailFacebooktwittertumblrmail

6 thoughts on “嗅覚をたよりに夕暮れの道”

  1. 今朝はニャンコの世界が家の中に点在しておりまして、朝からてんやわんやでございました。

    ま、本人(じゃなくて本猫)もさぞ慌てたことでしょう。

  2. その花は沈丁花だったんでしょうか。
    写真はアリッサム?ランタナ?香り無いか。
    今日の記事のようなお話は「パフュームある人殺しの物語」パトリック・ジュースキント。
    遠くの匂いをたよりにどこへでも行ける。
    家の中の様子も手に取るようにわかる。
    暗闇でも匂いをたどると人を探すことができる。匂いが記憶です。
    自分自身は無臭で嗅覚がすごく良い男の話です。

    1. Chieさん,花がなんだったのかは分かりません。なんせよく見えない状況で走ってますから。この写真のはランタナっぽいですね。香水を調合する人とか,ウィスキーのブレンダー,ワインのソムリエ,繊細な香りの感覚が必要な仕事ってありますね。ぼくは他人の体臭が気になります。

  3. つわり中に犬の臭覚の世界を体験しました。特に人間のアニマル臭が強烈でした。LiLAさんもオメデタかもしれませんよ。

    1. あーにゃさん,人間のアニマル臭! ファブリーズはやっぱりペット用でしょうか。ああ,すっぱいものがたべたい。

コメントは停止中です。