
Amazon Primeで,何故か大昔の「ルパン三世」を視聴できます。なんとなく懐かしく,深夜寝る前にちょっとずつ見る日々になってしまいました。子供の頃は全く気にも止めませんでしたが,やっぱこれかなり大人路線。
で,その第9話「殺し屋はブルースを歌う」に出てきた秘密のノート。次元大介が「さっぱりわかんねえ」と言って一瞬画面に映るのですが,一瞬でピンと来ました。巻き戻して画面キャプチャ。
グラフは物理の教科書に出てくる原子核の束縛エネルギーの図。式も物理関係のものです。で,そこに書かれた文字
「したがってサンマ一匹のネダンは」
こんな一瞬のコマで,よくまあこういうネタを仕込むもんだ。








両者のLOVEが増せば…のところも面白いんですけど(笑)。
Sanaeさん,なんせ結合エネルギーですからね。
「束縛エネルギー」なんてもんがあって物理の計算でわかるんですか。
LOVEがなければゼロだろうって事ぐらいは私にもわかるけど、
サンマ一匹の値段にどう繋がるのかさっぱりわかんねー。
Chieさん,束縛なんてもんが物理にあるんです。親と娘ってのもあります。サンマの値段は計算しませんが,さーまらいず過程は計算します。
愛することは素粒子レベルでは束縛なのですね。素粒子の集合体であるヒトがなにゆえアガペに到達し得たのかというのはギリシャ哲学以来の永遠の課題となるわけです。やっぱオキシトシンかな。
missssyさん,ハドロンレベルでは強い引力が働きますが,ある程度まで近づくとそこからは強力な斥力となります。LOVEを理解するのは難しいということです。現在ハグ禁止状況ですので,世界のオキシトシン総量は減ってるでしょうね。
えーっ すごいです。
この一瞬のシーンに気づかれたLiLA管理人も
これを差し込まれたモンキー・パンチさんも!
書いてある数式については読み方すら分かりませんが、
すごいってことを知れただけでもなんか嬉しく感じます。
ポージィさん,数式が一瞬でも見えたら反応してしまうのは,やはり職業病ですね。ごく稀に数式が書かれたTシャツ着てる人がおりますが,ガン見してしまいます。
サンマの式は、サンマを球と仮定している気配がありますね。さすが物理屋。分母のcpは比熱でしょうか。すると分子のkは熱伝導係数?温度t0の冷蔵庫に入れたサンマが冷える速さを求めているのでしょうか。脂の乗ったサンマほど冷えにくので値段も高い、なるほど。ただ、どう考えても1+2は8ではないと思いますが。
Hiroさん,これは球を仮定していますね。第一近似として,秋刀魚が球形であることは適切だと思います。秋刀魚の形状は球周りの変形として取り入れ,球面調和関数で展開します。1+2は実は2のべき乗なので,8であっているのです。