
今週月曜日,早朝6時の便でAtlantaへと飛び,そこからさらにWashingtonへ飛んで会議に出てきました。今朝は全く同じ便でAtlantaへ飛び,そこからまずはJFKです。
New Yorkで仕事があったわけではなく,JFKまでは小さなステップ。さらにParisへとジャンプ。

パリ出張はたしか2年ぶりだったはず。その時は新人若手を一人連れて来たのですが,今回は別の新人。ポスドクを終えたばかりの女の子です。Atlantaまでは同じフライトだったものの,そこから彼女は直行でパリ。僕はもう一段階増やして大西洋便搭乗時間を少し減らしました。
直行に乗らなかった理由はそれだけではなくて,パリ到着時間を遅らせる目的も。直行便がパリ到着するのは朝の6時です。そこから日曜朝のパリを放浪したくはありません。もっとも一段階増やしたところで朝8時なので,大して変わりは無いのですが。
CDGで彼女と待ち合わせ,そこから電車で市内へ。まだ朝9時なのでチェックインは無理だろうから,取り敢えず荷物だけ預かってもらおうと思っていたら,なんと入れてくれました。

2年前に泊まったホテルと同じところで,Sorbonneのすぐ近く。ベッドが部屋の70%くらいを占拠していますが,そこはまあパリ,こんなもんです。
ところで電車を降りて駅を出るとき,自動改札機が切符を受け付けてくれません。近くに係員もいなかったので,丁度改札を出ようとしていたご婦人に「ちょっと助けてくれない?」と彼女が出た後について脱出しました。後輩新人は心配そうに眺めておりましたが,
「そこはまあパリ,なんでもあり」
こういうのを英語でpiggy backと呼びます。どうでもいいけど。
え?!そんな手が使えるんですか?
むむむ。
自動改札をそうやって抜けるとしたら、
せーので三人固まってお相撲さんもびっくりな体で通過したんでしょうね。
「小走り固め抜け」で三人の勝ち!
Chieさん,他にやりようがないんですよね。もちろん緊急連絡の電話は横にありますけど,どうせフランス語しか通じないだろうし。昔は改札乗り越える輩が多くて,いまのゲートは乗り越えできないようになりました。
世界を股にかけ~ という言葉が自然と浮かびます。
勝手知ったる各国の事情、パリのあるあるなんですね。
すんなり協力してくれたご婦人もよくご存じなのでしょうね。
名付けて piggy backの技。
トガリネズミ(だったかな?)の、親のしっぽを子ネズミが
子ネズミのしっぽを兄弟子ネズミが…と噛んでつながって
移動するネズミの映像を思い出しました。
ポージィさん,各国事情というのか,行き先は3箇所くらいしかないんですけどね。改札を出られなくなることは以前もあって,強引に通り抜けました。だってあっちの問題ですし。そういうネズミいましたね。連結してるやつ。ここのゲートはうまくいってもせいぜい一人までです。敵もさるもの,容赦なくゲートを閉じてきます。
当局はリーク情報をもとに、15日06:00発の△航空 xLxx41便でアトランタ経由パリに向かうもの、と分析。Flightradar 24で同機の追尾を試みるも、続くATL発CDG行きは17:35まで無い。???。ということで追尾は断念。こういう陽動撹乱航法に出るとはやはりプロの手口。
ペンタになるとやばいですよゴンさん,ATLまでは御察しのとおり,その後が残念でしたねぃ。旅路はアクションを最小にする経路を通るのです。
「残念でしたねぃ」の「ぃ」がワサビの如く効いていますね〜。日本語って微妙。もちろん英語も微妙なんでしょうが分からへん。いずれにせよ神は細部に宿る。細部といえば、ファン・エイク/ヘントの超細密大絵画「神秘の仔羊」、近年修復を終えてみたら修復前と大違い、と一昨日「NHK日曜美術館」でやってました。見に行きたいけど余命が・・・。
Going787ドリームNekoさん,まだまだ見に行けますよ。ビジネスクラスでひとっ飛びでしょう。塀に囲まれたノートルダムも塀へぃへぃと見てられるのも今のうちです。絵画ですか,パンデモでも見てきますかねえ。
色々大変なことが起こっていますね。
体調にお気をつけてお帰り下さい。
ええっと,いたずら匿名さんでしょうか。ストライキは今の所なんとかなっているようです。いつ起こるかなんて誰にも分かりませんけど。マスクして歩く人は見かけないようです。