
普段,仕事上の英文を読むときに辞書を使うことはあまりありません。友人らのメールにはたまに変なjargonが紛れ込むこともあり,なんじゃいこりゃとパソコンに付属する辞書を使うことはありますが。
それがこの二日間で全く見たことが無い単語に遭遇いたしました。
Deontology
哲学者カントの唱える「義務論」 … だそうです。初めて見る単語に加えて,パソコンの英和辞書にも載ってない。英英にはありましたが,ググりました。知り合いのメールに書かれてたものですが,彼が哲学用語を駆使するとは知りませんでした。
Inauguration
辞書引いたあとに思い出したのですが,大統領の就任式 Presidential Inauguration,普通の意味は就任式。それとはちょっと違ったコンテキストで使われていたので,就任式には気付きませんでした。まだまだ修行が足りません。








日本語の語彙だって貧しい私です。
なんですと?義務論?オムロンじゃないのね。
カントですと?
哲学なんて無縁で生きてきましたから英語じゃなく日本語をググる。
「義務論」さっぱりわかりませんでした(泣)
Chieさん,ぎむろん,おむろんと来ましたか。負けないぞー。えっと,
はまろん?
って,なんだっけ
いんあーぎゅれーしょんというのは創刊号という意味でも使われるみたいで、今度雑誌が創刊されるから来週投稿してちょうだいね(そして掲載料をがっぽりとったるからね)というメールが時々きます。この前学生さんの推薦状にアウフヘーベンに相当する英単語を使ったらネイティブがこれなに?と聞いてきました。あまりこの国のみなさん哲学しないのかもしれませんね。もらう学位は哲学博士ですが。
missssyさん,掲載料を取らない雑誌ばかりに投稿しているのですが,昨年とある日本の学会誌に出してがっぽり取られました。学生さんは込み入った単語は知らないですねえ。cogito ergo sum知りませんでしたし。まあ日本の学生に「我思う故に我あり」って知ってるかって聞いても同じ返事でしょうけど。
をを、それはアシモフ、って答えが返ってきそうですけど。ビトゲンシュタインのハエトリツボは強烈ですね。
missssyさん,ヴィトゲンシュタイン ? お笑いコンビですか?ってなりますね。
ただでさえ乏しい語彙(日本語限定ですョ)なのに、
このごろでは行方不明になって出てこなくなってきました。
う~~~ん、何とかいう言い方があったのに~~~
う~~~ん う~~~~ん
これだから余計に血圧が上がるのかもしれません。
ポージィさん,ありますねー,なんて言うんだっけなー,えっとー,あのー,そのーってなること。考えすぎると毛が抜けそうなので,適度に忘れることにしています。
インドでは催し物の開会式を”Inauguration”と呼んでいるのをよくみかけます。でもインドの催しもの以外ではこの単語を見た覚えはないですね。インドだけで目にする英単語、他にもいくつかあるような気がします。
現地委員さん,こっちだと簡単にopening ceremony ですかね。芸がないですね。インドでは旧大英帝国時代のやんごとなき表現が残ってるのかも。そちらではハプスブルク帝国のドイツ語表現なんてあるのかもしれませんね。