返事をする人,しない人

日常生活では次第に電子メールが衰退しつつありますが,仕事上は相変わらずこれがメインのコミュニケーションツールです。そんな電子メールの黎明期の話。

ワークステーションをネットに接続し,一晩がかりで通信設定し,やったついにメールを送受信できたぞと祝杯を上げた時代。そこへ個人のパソコンが接続された頃から通信量はうなぎ登りとなり,ディスクがパンクするんじゃないかとひやひやしながらワークステーションを監視していました。

少しでも通信量を減らそうとメールは極力簡潔に,そんな貧弱ネット環境時代が染み付いてしまった関係上,今でもメールを書くときは余分なことを全部削除する習慣が残っています。

余分なこと,それは返信時に元のメールを含めること。某社の陰謀により,そんな金魚のフンのメールがあたかもビジネスの常識かのようになってしまいました。手作業で削除しなければ,過去の通信がだらだらと追加され,これが我慢ならない。

特にイラつくのは,そんな何百行もあるメールのてっぺんに一言,Thank youと書かれただけのもの。スマホで返信すると,こんなのになりがちです。

さて,相手にメールがちゃんと届いたのかどうか。Thank youメールでも,戻ってくればそれで確認できますが,あまりに些細なことでも必ず返事する人はちょっと煩わしい。

他方,そういうのを一切やらない人もいます。重要書類の受け取り確認くらいしてくれてもいいのにと思うのですが,こればかりは人それぞれ。返事しない人なんだと覚えておけば,それはそれで仕方ない。

話は過去に戻ってメール黎明期。日本からアメリカの有名な研究者へ何度かメールしたことがあります。ぺーぺーの自分からすると畏れ多い方ですが,必ず丁寧な返事をくれました。

1週間後,郵送で。

その手紙,今でも大事に保存してあります。

FacebooktwittertumblrmailFacebooktwittertumblrmail

8 thoughts on “返事をする人,しない人”

  1. ああ、そうですよね、手書きは嬉しいです。
    といってももう何年どころか何十年も手紙というものを貰っていません。
    年賀状だけが細々と来るだけ。
    字を書かなくなって元々ひどい字が今やもぅ。

    メールが手紙に勝つのは速さで、
    電話より証拠が残るのもメールの勝ち。
    仕事ではメールとラインを使い分けです。
    メールは件名で探せるからラインに勝ちます。
    あら?けっこうメールって得点高い気がして来た。

    1. Chieさん,実は手書きではなくてタイプライターなのです。手で打つんだから手書きと言えなくもないですけど。こちらの人のほんとの手書きは,判読不可能なのが多いです。
      メールはあとで検索しやすいのは便利ですね。もっとも仕事のメールなんて読み返したくもないんですが。

  2. 最近見つけた法則。返事をしない人の友達も返事をしない人。
    原文ぶらさがりは複雑な話をするときにはそれなりに便利ではあります。困るのが日本語用に使っている有料メール、返信のたびにぶら下がった文章の各行の頭に印が入ります。よって、いきなり文字数が増えます。返信の返信にはさらに印が入りますので、文頭の印は2つになりますが、話はもうすこし複雑で、返信のたびにインデントされて一行の文字数が減りますので、同じ文面であっても行数が増えます。したがって追加される各行の印の数も複利で増えます。すでにいくつか連続でついた印もインデントでの改行の対象になりますので、メールの下の方にいくと印だけの行がいくつも続くようになります。で、一つのメールで送れる文字数には制限があります。数回のやり取りであっというまにこの上限がやってきてそこで会話はおしまい。いいんだか悪いんだか。そんなものを金出して使ってる方が悪いというのはごもっともです。

    1. missssyさん,いまどきメールに文字数制限があるんですか!? ファイル容量の制限はサーバに応じてありますが,それでも今じゃ1件あたり数十MBが普通だと思うので,文字数でひっかかることは無いと思うんですけど。インデントして引用符がつくのは,Internet黎明期からの習慣ですね。後ろにくっつけるのではなく,それを文面にもってきて関連する場所に返事するようにすれば話の流れが分かりやすいので昔からそうしています。今じゃ,後ろにだらだらくっつけるだけの人ばかりですけど,あれはくっつくだけで編集できないアホなメーラーが普及してしまった結果という噂もあります。

  3. 狼煙に伝令に文(ふみ)に伝書鳩と、昔からいろいろな
    手段でコミュニケーションとってきた人間社会。
    電話の発明は画期的だったことでしょう。
    その電話も段階を経てずいぶん変わってきたものですねぇ。
    電子メールができたのは、会話が苦手な人には光明でした。
    ところが、隣の人とのやり取りも電子メールでするような
    時代になっちゃって。
    それが最近は電子メールも減りつつあるんですか。
    代わりは何ですの? Line?? ショートメール??
    スマホのメールやLineで既読がつくことで、届いたか否か、
    読んだか否かがはっきりするのは、メール送ったけど
    読んでくれた?と電話しなくていいのが助かりますね。
    何が書きたいのかだんだん分からなくなってきましたが、
    唯一手紙のやり取りしているのは幼馴染ただ一人です。
    彼女は手書き。私はワードで綴ってプリントアウトして
    送ってます。あまりに味気ないのも何かと、手紙の最後の
    名前と、封書だけは手書きで。

    1. ポージィさん,メールの前にFAXというものもありましたね。あれはすっかり廃れてしまいました。メールの代わりはLINEみたいなチャットアプリですよ。色んな種類があります。LINEみたいな社外のサービスを使うのはセキュリティ上問題になりますが,社内だけで完結してるのもあります。手紙の交換というのは,やはり温かみがありますね。時間はかかりますが,ちゃんと手書きの部分があるだけで違ってきます。僕はすっかり手紙を書くことがなくなってしまいましたが,送る相手もいないので,まあいっか。

  4. 書き忘れました。
    靴跡はもうつかないでしょうけれど、葉っぱ跡が
    見事についていますね、このコンクリート♪

    1. ポージィさん,コンクリを固めるときに落ち葉がはらりとくっついたんでしょうね。現代の化石です。

コメントは停止中です。