金の切れ目が仕事の切れ目

申請していた新しいプロジェクトが審査を通ったというメール,週明けから縁起が良さそうな話ですが,実はこっちにお金は入らない。

国際プロジェクトの形になっており,申請が通ればそれぞれの国の予算を割り振ってくれるものです。こちら側は取り立てて大きなお金は申請していないのですが,某国の共同研究者へ研究費を回すことができます。

彼のグループは今,存続の危機にさらされています。同僚の多くは既に他のグループに配置換え。彼だけが細々と今の研究を続けている状況で,理由はお上の都合。僕らと同様,彼も半公務員の身分なので,仕事内容が政策に左右されがちです。

新しい予算が通ったとなれば,しばらくの間は今の研究を続けることができそうです。少々心細い状況が続きますが,政権交代までの辛抱,ということらしい。

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「金の切れ目が仕事の切れ目」への4件のフィードバック

  1. これはおめでとうございますでいいんですよね。
    (事情がわからないもので)
    某国の某氏の某研究の為になるならとても良かった。
    某政権のトップというのはあの花札さんかしら。

    1. Chieさん,まあいちおうはおめでとうで良いのだと思いますが,僕らにではなくて,海外の共同研究者に対してです。えっと,あの花札さんはこちらの人なので,多分別人です。

  2. さまざまな研究で先んじているように感じられるアメリカ
    ですら、それでも金の切れ目が仕事の切れ目という危機に
    毎年汲々としている方々が少なくないのが現実でしょうか。
    日本ではさらにシビアなんじゃないかしらん。
    元大学院生の研究者が経済的困窮などで自殺するという
    事件も少なくないと聞きます。京大のips細胞の備蓄事業への
    国の支援が打ち切り予定というニュースも流れていましたし。
    悲しいことが多すぎます。

    1. ポージィさん,日本の場合は,一旦ついたお金はしばし安泰で,唐突に切られることはまずないです。こっちではありますけど。研究者で特に安定した職種についてない方は,確かに厳しいですね。ただだからと言って全員国費で救済するっていうのも変な話ですし,難しいところです。

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