クラヴィコードを初体験

友人が持っていたクラヴィコードを触らせてもらいました。この楽器自体は博物館で何度か見たことありますが,実物に触るのは初めてです。これはもちろん復元品ですが,まるで木工工芸品のような美しさです。

チェンバロが弦を爪で引っ掛けて音を出すのに比べ,これは弦を金具で叩く構造です。音は小さく,家庭用の楽器としては丁度よいのかもしれません。ピアノも弦をハンマーで叩く構造ですが,あれは弦の張力とかハンマーの威力とかケタ違いです。

鍵盤はとても軽くて,ピアノに慣れた指には超絶に弾き辛い。ずっと弾き続けてみないと慣れないっぽいです。チェンバロもピアノよりずっと軽いのですが,あれはキーを押し込んだときに,ピンと弦を弾く感触があります。その代わりチェンバロでは音の強弱はつきません。でもクラヴィコードは打鍵で強弱が付きます。

あとピアノにもチェンバロにも電子ピアノにも出来ない芸当,それはヴィブラート。ほんの少しですが,音を揺らすことができるようです。

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「クラヴィコードを初体験」への10件のフィードバック

  1. いろいろごっちゃになってましたが、チェンバロはクラブサンでクラビコードじゃありませんでしたね。クラビノーバとかクラブメッドとかあってまぎらわしいです。クラビコード内部では三角関数がつかわれているとか。

    1. missssyさん,クラブサンドと間違えることは無いと思いますが,クラヴィコードはコンサートではまず使いませんので,あまり一般的ではないでしょうね。はい,なかに tanθ入ってます。

  2. 実際に弾くのは面白そうですね!僕も博物館では見たことがありますが本物(?)を触った話は初めて聞きました!
    いろいろ勉強にもなりました。

    1. ハクさん,インテリアにもよさそうですよ。全て手作りでしょうから,まあ100万円も出せば買えるんじゃないでしょうか。

  3. チェンバロは イタリア語 ハープシコードは 英語 
    クラブサンはフランス語 でみんな同じ爪でひっかく猫型。
    間違えてますか?
    クラビコードは始めて見ました。
    ややっこしいけどピアノと同じ弦打楽器?
    どれも美しい姿をしてますね。

    東京のオペラシティに古楽器のコンサートをする近江楽堂というホールがあります。
    いつか良いプログラムがあれば聴きにいきたいです。

    1. Chieさん,猫型楽器あっております。ちなみにドイツ語でもチェンバロですが,イタリアではクラヴィチェンバロとも呼ばれます。クラヴィコードは,弦を叩くところはピアノと同じですが,こちらはチャンチャンと小さな鐘のような音です。こういう古楽器は存在そのものが工芸品で,見てるだけで欲しくなるのですが,まあ数週間遊んだら飽きちゃいそう。クラヴィコードのコンサートってあるんですかね。マイクで音を拾わないと,ちょっとステージには無理かもしれません。

  4. 美しい楽器ですね。うらやましいです。学生時代、クラヴィコードのキットの購入を真剣に考えたことがありましたが、木工が好きでもない人が単に安くあげたいと思って買うのはおすすめしない、と言われてあきらめたものです。

    1. 現地委員さん,ほんとこんな楽器,欲しくなってしまいます。僕もあのキットの値段調べたことあるんですが,鍵盤一個一個手作業という,完成まで気の遠くなるような作業が必要らしくて諦めました。老後の趣味にいいかも。

  5. 意表を突く博覧強記の政治学者/音楽評論家、片山杜秀氏のラジオ番組で一昨日面白いもの聞きました。ピーナッツ漫画のシュローダーが弾いているようなトイピアノ(TP)でゴールドベルク変奏曲を録音しちゃった人がいる。オランダで古楽器を学んだ方で、彼女、76台のTPから各変奏ごとに2台づつ吟味選択し、右手と左手別々のトイピアノで全曲弾き切って日本でCD化。なんとこれが面白い。放送ではまずアリアをTPで。次の3変奏をAlkmaarの18世紀オルガンで、続いて3変奏をブゾーニ編(そんなのあったかな?)現代ピアノで。最後にまたTPで3変奏とアリア。アレレ。トイピアノを一番面白がってる猫がいる。

    PS:それぞれ2変奏づつだったかも。2〜3日で忘れてくる。困ったもんだ。ネコだし。

    1. アリアと変種猫さん,バッハ=ブゾーニというとシャコンヌが有名ですが,ゴルトベルクもあるんですかね,と調べてみたらありましたね。楽譜をみるかぎり,ピアノで弾きやすいように楽譜を書き直してるのと,ちょっと音量増強してるっぽいです。

      https://imslp.org/wiki/Goldberg-Variationen,_BWV_988_(Bach,_Johann_Sebastian)

      それにしてもトイピアノでゴルトベルク全曲とはまた変なことを思いつくものです。

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