古都ウィーンで現代音楽

会議でウィーンに来ております。例によって仕事以外の楽しみと言えば音楽,今回はぎりぎりにコンサートを探したせいか,良さげなプログラムのものはすでに満席。ようやくまだ少しだけチケットが残っていたのが,ORF RSO ウィーン放送交響楽団のコンサートです。

プログラムが少々とんがっており,まずはShostakovichのヴァイオリン協奏曲第一番。E. Tjeknavorianというウィーン生まれの若いヴァイオリストで,なんとまだ24歳ですが,すごく有望な若手のようです。実際,演奏後のブラボーの嵐がその才能を語っておりました。

二曲目はこれまたウィーン生まれの作曲家,B.R. Deutschの作品で,Phaenomenaというアコーディオン協奏曲のような曲。アコーディオンの技術も凄いながらも,オーケストラもかなり激しい面白い曲でした。この作曲家さんもまだ42歳。曲の後にソリストと指揮者と共にステージに登り喝采を浴びていました。

そして最後はポーランドの作曲家W. Lutoslawskiルトスワフスキで,管弦楽のための協奏曲,いわゆるオケコン。三管編成のオケに加えて多彩な打楽器,チェレスタやピアノも入る大規模なもの。これまた派手な曲ではありましたが,出張疲れのせいか不覚にも一瞬の睡魔に打ち勝てなかったのでした。

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「古都ウィーンで現代音楽」への9件のフィードバック

  1. ウィーンでいらっしゃいましたか。
    息つく暇もなくとはこういうのを言うのですね。
    素晴らしい会場で、華やかな派手な曲なのに、
    不覚にも睡魔に負けてしまう一瞬。
    そうとうお疲れなのが分かります。これが、穏やか~な
    滑らか~な曲調だったら…爆睡?

    1. ポージィさん,はい,ウィーンに来ております。これさえ終われば,少し安めそうです。とか言ってコンサートに行ってるんだから,そこそこ休んでますよね。会場ではせめてイビキだけはかくまいと努力していました。

  2. 中プロの曲は想像する他ないですが結構お腹いっぱいな選曲ですね。ショスタコーヴィチのVn協1番は大好きです。ある意味ショスタコらしさが全部詰まった曲ですよね。ルトスワフスキって毒の混ぜ加減が絶妙な作曲家だと思ってますが、このプログラムのトリだとかなり酔いが回りそう。寝落ちも無理ないかと。

    1. Hiroさん,ショスタコの協奏曲をライブで聴くのはこれが2回目なのですが,よくまああんな曲を暗譜できるもんだと驚きます。ルトスワフスキも,どんだけ盛り上げていつ終わるのかというのが続きますが,ま,寝ちゃってたから関係ないか。

  3. ショスタコのチェロソナタは大好物ですがヴァイオリンのは初めて聴きました。結構長いですね。
    ほんとにあの曲を暗譜って頭の中が見たいかんじ。
    理数の頭なら超簡単?でもないのかな?
    私はショスタコ好きだけど苦手な人は最初のあたりで寝そう。
    で途中飛び起きて最後はブラヴォー!な終わり方。
    ルトスワフスキは・・・私には・・・

    1. ムーChieさん,2曲のヴァイオリン協奏曲も名作ですが,ピアノ協奏曲もひょうきんで面白いですよ。さすがにあのどんちゃん騒ぎが最初から最後まで続いたら,それはかなり疲れますけど。

  4. すみませんムーはChieです。猫の事を考えてたら書いちゃった!

  5. いい季節でしょうね。紅葉が綺麗なのではありませんか?ハードスケジュールかもしれませんが上手く息抜きしているようなので安心です。楽しんで下さい。🍁

    1. いたずらリスさん,紅葉が始まりつつある時期でした。あと2週間くらいで見頃でしょうか。次第に寒くなってきているようですが,先週は過ごしやすい気温でよかったです。

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