
広がる,と言うのはちょっと語弊があります。広まってはいません。広がっているという意味です。ウィーンで仕事していたら,お茶菓子どうぞと出てきたのが,日本のもの。どうやら日本からのお客さんがお土産に持ってきたらしい。
ヨーロッパの大きな空港では,チョコレートやお菓子,その他チーズ・ワインなんかの名産品が売られています。でもあれってギフト用というよりは,個人用ですよね。訪問先への手土産という日本の文化は,あまり見かけません。
逆にそういう伝統があるものだから,いざ出張となると,まずは相手先へのお土産の買い出し。仕事が終われば,自分の職場へのお土産。結構な出費となることでしょう。
おそらく日本からウィーンへと出張されて来られた方,日本のお土産文化の伝統に則って自由が丘のお菓子を差し入れたらしい。羊羹なんてのもありましたが,あれって海外の人に受けるのかな。
日本の伝統など忘却の彼方な僕は,ほぼ手ぶらでウィーンへと出張し,美しい日本のお菓子を美味しく頂きました。
個人のお宅へうかがうときは手土産を用意しますものね。
昔は「つまらないものですが」がご挨拶だったけど、
つまらないものを差し上げるなんて先方に失礼ということで、
いまは「お口に合いますかどうか」などと口の中でゴニョゴニョ言いながら渡します。
お茶と一緒にそれが出てくるときは「おもたせですが」などと言います。こういうのも忘却の彼方ですか?(笑)
会社にもよくお土産を戴きます。
帰省した故郷のお菓子とか嬉しいです。
この自由が丘のお菓子もだけど、
一個が包装されていると配るのにとてもいいですよね。
羊羹は・・・包丁と取り皿要りますねー渋茶もねー。
Chieさん,こっちでの手土産の定番はワインですね。持っていって飲む,シンプルです。差し出すときは「安いやつです」とは言わないかもしれませんが,大体安いやつです。
会社へのお土産は小分けできるものがいいですね。羊羹は,小さなパッケージになっているものでしたよ。ちょうど一人分になってるのかも。とらやだったような気がします。
お茶菓子がでるところからして日本文化が広まっているんじゃないでしょうか。東アジアを訪問するときはやはりおみやげでスーツケースが一つ埋まります。日本の大学を訪問するとかなりの確率で秘書さんがお茶をいれてくれますが、アメリカには全くない習慣ですね。中国では学生さんが何か飲み物はいるかと聞いてくれます。コーヒーをお願いしたら、豆を挽いたこなに熱湯を入れて出してくれました。これまでの人生でコーヒーを見たことがなかったといってました。来週またその学生さんに会うことになっています。
missssyさん,日本の大学だとお茶とかコーヒーを出していただけますね。研究所だと,コーヒーそこにあるから勝手に飲んでね,になります。中国でコーヒーを頂いた時は,砂糖ミルク入りのインスタントでした。コーヒー粉をお湯でといただけよりは,ずっと美味しいと思います。来週のお土産はネスカフェにしましょう。
羊羹、ウケるんじゃないですか。昔お会いした方でおひとり、日本在住のアメリカ人の英会話の先生でしたけど、羊羹が大好きで、ひとりで一本食べちゃうという男性がいましたよ~。
私は当時、羊羹は一口でも甘すぎてギブアップという感じでしたので、これにはとても驚き、今でも印象に残っています(笑)。
Sanaeさん,甘いもの好きなら羊羹はいけちゃうでしょうね。一棹食べたら,気分悪くなりそうなんですけど。甘さというなら,博多の鶏卵素麺が羊羹より上かもしれません。子供の頃食べただけなので,よく覚えてないんですけど。
鶏卵素麺、食べたことあります!面白いお菓子ですよね。結婚前に夫が有名な福岡土産をいくつかくれたことがあって、そのラストが鶏卵素麺でした。
Sanaeさん,おそらく小学生の頃に食べたのが最後だったと思うのですが,激甘だった以外なにも覚えておりません。福岡土産というと,やっぱりひよこ?
初コメント失礼します。
羊羹、もしかしたら私の物かもしれません。またウィーンに出張する機会がありそうなので、売れそうであればまた羊羹買っていこうと思います。
そういえば、先日は虎屋のパリ店で買い物しました。
Reiさん,羊羹のような菓子は,あちらの人には最初は異質かもしれませんね。甘党が多い西洋人は,慣れればかなり受けると思います。豆の食品が甘いのは気持ち悪いという人もいますが,それを言うならライスプディングなんて邪道の極みです。