替えられぬ電池を求めて

長女が使っている腕時計の電池交換のため大学近くの時計屋さんに持って行ったら,裏蓋が開かないので交換できないと言われたとか。きっとアメリカ人の技術不足なんだろう,こういう時は日本だと,先週帰国時にその時計を日本に持って帰りました。

SKAGENというDenmarkのメーカーです。まずはショッピングモールの時計店に出向き,電池交換を依頼してきました。取りに行ったときに言われたのが,

特殊な工具が無いと裏蓋が開きません。工場送りになるので3週間かかります。

それじゃ日本に持って帰った意味ありません。別の時計専門店へ。でもそこでも全く同じことを言われました。裏蓋が硬すぎて開かない。あまり力を入れすぎると傷つけてしまいそうで,諦めましたと。

こうなったら最後の手段です。SKAGENの店舗を調べ,本丸に乗り込む覚悟。

どうやら銀座にあるようです。有楽町でJRを降り,Google Mapに従って歩くこと数分,マップが指し示す先にあったのは,

庶民をはね返す威容を誇る東急プラザ銀座。思わず自分の服装を確認するも,ユニクロファッションなおっさんはそれ相応な人物にしか見えない。

入り口が分からずぐるりと回ると,どうやら外部から直接3F(?)へとエスカレータで登るらしい。

ガラス張りのトンネルエスカレータ(冷房無し)を抜けると,いかにもな高級店が並び,ますますビビります。

5FのSKAGEN店舗を見つけ,店員さんに,この腕時計の電池交換がどこに行ってもできないんですと事情を説明すると,

あぁ,このタイプ,なかなか開かないんですよ〜

彼女も同じものを持っていて,電池交換に苦労したんだとか。それって設計ミスなんじゃね?

交換はできるものの,専門の人が翌日にならないと出勤しないそうです。翌日はもうアメリカ帰国。空港に行く途中で銀座に寄る手も無いではないですが,スーツケースを抱えて真夏の銀座を歩きたくありません。

そこで解決策。

「この時計と似たやつ,ない?」

電池交換できないまま持って帰ったら,単なる飾りとなります。かと言って銀座を再訪し,そこで電池交換に1000円以上かかって,などと考えてたら,新しいの買ったほうが手っ取り早い。カジュアルな時計です。値段もめっちゃ高い訳ではない。

似たデザインで,裏蓋が普通に開けられるタイプを購入いたしました。店員さんのお墨付きです。次回電池が切れても,新しい時計に交換ということはないでしょう。

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「替えられぬ電池を求めて」への10件のフィードバック

  1. 「酢加減」と変換しました。
    SKAGENデンマークの時計なんですね。
    レアとおもって検索したらすごく薄くて文字盤とベルトが同色で、
    発色の良い色が揃っていて可愛いのがある。
    いろいろあったけど多分あれだと思いました。
    ネイルエナメルと合わせて各色欲しいような時計だけど、
    裏ぶたでそこまでじゃ大変でしたね。
    そういえば電池の腕時計はすっかり使わなくなりました。
    急に止るし時計屋行くのが面倒。
    自動巻きか手巻きなら自分でやれます。
    もっとも時計は時間を見るよりほぼアクセサリーです。

    1. Chieさん,女の子が好きそうなデザインの時計だと思います。たまたま持っていたモデルだけが蓋が開けにくいものだったらしく,他のは普通とのことです。
      今じゃ腕時計に時計の機能は求めていませんね。ほんとにアクセサリです。数百万するような時計もあって,でもそれを知らないと価値が分からないからありがたみも分からないという,なんだかよくわからない状況です。

  2. よっぽどではないと腕時計をしない私ですが、私は友人からSKAGENの時計を誕生日祝いに貰い、つい先日電池交換をしにショッピングモールに入っている時計屋さんにて交換したところです。30分もかからないでやってもらえたので、そんなに大変なことだとは思いもよりませんでした。あの時計屋さん、もしかして凄い?!

    私も最初はデンマークの会社だと思っていましたが、実はアメリカの会社が本家本元です。デンマークのライフデザイン感覚をモチーフにしているらしいです。

    1. いたずらリスさん,なんとSKAGENをお持ちでしたか。普通のタイプは簡単に電池交換できるらしいです。店員さんは自分で交換するって言ってました。運悪くできないモデルに当たってしまったようです。

  3. 腕時計をしなくなってから元号が2回かわりました。そのかわり、わがやには壁時計が20箇所くらいにかかっています。これだけあると、どれが遅れているかすぐわかります。進む時計というのはアメリカではなぜかみませんね。

    1. missssyさん,壁時計が20個って多すぎませんか。チクタクうるさそう。うちも電子レンジのとかを入れれば,まあそこそこあるかもですけど。うちの壁時計は,かならず進みます。あれは10分進んでるからと油断してると,ときたま家内が合わせるのでパニックになります。

      1. それが最近の時計は音もなく針が進むのです。連続秒針とかいうらしいです。電子レンジの時計は停電の時間を知るのに便利です。

        1. missssyさん,秒針がじわーーっと動いていくやつですね。歯車っぽくなくて。レンジの時計は,停電の時間というか,停電の事実を朝起きたときぴこーんぴこーんと点滅して教えてくれますね。

  4. 面白がってググったらあるわあるわ。「特殊な形状なので電池交換はお断りしますという店が多い様です」とか・・大量の関連記事。Youtube覗いたらSKAGENドケイを縦にして隙間をトンカチで叩いてた。奥深い世界が広がってるんですね。あっ私関係ないんだ!

    1. Gonnekoさん,いろいろ考えたんですよ。開かないジャムの蓋みたいに,お湯に浸けて温めてみるとか,超音波振動を与えてみるとか,天の岩戸の前で裸踊りしてみるとか。でもさすがにトンカチにはたどり着きませんでした。Mahlerの6番を演奏してるときに,パーカッション奏者にお願いしてみます。

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