広がるひらぺった雲

むくむくと山裾一箇所から立ち上ってきた入道雲が,葉っぱのように広がっていきました。不安が過ります。山の向こうから昇ってくる一筋の雲とくれば,山火事の煙と相場が決まっています。

山火事は常時どっかで起こっています。問題はそれが近いか遠いか。自宅に戻ってネットでNew Mexicoの山火事状況をチェックしました。

西の山の裏側で落雷による山火事は起こっているようです。でも方角がこの雲とはちょっとずれてそう。やはり普通の雲なんでしょうか。

こんなに薄く広がっていく雲は初めてです。葉脈みたいなものまであって,なんだか生きてるよう。雲の世界も多様ですね。

雲の研究を生業にすればよかったと思います。野原に寝転んでのんびり雲を眺める。さぼってるんじゃないよ,仕事だよ。そのうちウトウト。居眠りじゃないよ,熟考してるんだよ。

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「広がるひらぺった雲」への10件のフィードバック

  1. 繊細な美しさが見事なAnvil(かなとこ雲)ですね。真下から見上げるアングルの写真は多くないので興味深いです。

    雲って一つ一つみな違う多様性が不思議で魅入ってしまいますけど、研究対象になると多様性の裏の一般法則を探っていくので、ある意味どんどん美を削ぎ落としていくんですよね。

    1. Hiroさん,やっぱりちゃんとした名前があるんですねえ。そんな雲の研究も,まずは単純化した上で考えていくわけですね。こちらの仕事方法と同じですね。まず雲を球形だと仮定するんですね。

  2. むかし霧ヶ峰高原で大の字に寝転んだら、
    草原や私の体の上を雲の影がうねりながら流れて行きました。
    あたりが明るくなったり陰ったり刻々と変わる素晴らしい時間でした。雲体験の感動はあれが最初で最後です。
    昔は東京でも筋雲とか鰯雲が見られたんだけど今はあまり。
    この雲カナトコ雲という和名があるなら日本でも見られる雲なんでしょうか?
    山火事のトラウマそうでしたよね、
    クゥちゃんを連れて逃げ回ってあれこそ最初で最後の体験になってほしいです。

    1. Chieさん,雲が流れていくのを眺めるのって,ずっと時間がたつのに飽きないですね。今の時期こちらでやると,たいてい嵐になっちゃいますが。鉄床雲を画像検索してみましたが,なるほどこういう形だったら鉄床のようです。これに夕日でもあたったら,さぞやきれいそう。
      山火事が広がらないようにかなり木を伐採したようなので,もうあんなのは無いと思います。でもこればかりは天のみぞ知るです。

  3. 昨日帰国してきました。
    雲の形を見て、山火事だと思ってしまうなんて、悲しいですね。
    でももうそんな季節なんですね。今年も何も起こりませんように。

    MRIやCTの映像を見ている気にもなってしまうのも寂しいですが、色々と想像してしまいます。雲の研究って、気象学?学部は?物理学?何でございますでしょう?

    1. いたずらリスさん,おかえりなさい。山裾から立ち上ってくると,やっぱり火事かなと思っちゃいます。実際何度も見ましたし。山火事でなくとも,野焼きの煙もそんなんですよ。
      雲の研究をしている方々は,いつの日かラピュタと夢見ている方々です。

  4. 私は雪の研究を生業にすれば良かったと思います。大好きな雪が降り降りてくるのをぼんやり眺めて、ウトウト、コチコチ。一生の眠りにつく。

    1. 国道二号線さん,そして1000年後に氷河の底でミイラになって発見されるんですね。あれこれ調べられまっせ。胃袋の中とか。アイスマンが最後に食べたのは,赤いきつねだった!とか。

  5. アメリカの平原で大の字に寝転がっているとやがてハゲタカが上空を旋回し始めます。これホント。生態の観察?円運動の角速度の測定?舞い降りるきっかけの論理的予測?こちらが寝返り打ったら去っていくようです。

    1. missssyさん,鳥葬ですねわかります。
      ここらへんでやると,コヨーテにくんくんされそうです。そろそろ食べごろかなって。

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