突然の高速英会話

「やっとドアが開いてた」

と,学生風お兄ちゃんがオフィスに入ってきました。なんでも僕の部屋のドアはいつも閉まっていて,不在がちなんだとか。会議に行ってることはありますが,ドアは大概開けっぱなしだけどなあ。

それはともかく,彼,自分は○大学の△で,□教授の学生で … と矢継ぎ早に自己紹介,それも超早口です。□の部分はなんとか聞き取ったものの,油断してたものだから,大学と名前はさっぱり。

聞き返すのも何だし,□先生の部分から○大学は推測,名前はこっそりと名札を見ました。

どうやら夏季研修で来ている博士課程の学生のようです。僕に用事があるとは思えなかったのですが,ほんとうに僕のところへ挨拶にきたっぽい。自分の仕事について超早口で語り始めたのでたまらない。

こういうときは,こちらがゆっくり話すことでスピードダウンを誘導できます。でも物理を熱く語り始めたら止まらないタイプには通用しなかった。

しばしば議論に付き合った後,「いまから会議あるから」とお引取り願いました。で,会議に行くふりして,ドアをぴっちりと閉める。

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「突然の高速英会話」への8件のフィードバック

  1. 顔以外骨折して包帯されたシロクマさんみたいですねー。
    初対面で宣誓布告のようですね。よほどご自分に自信があるのでしょう。
    明日からコペンハーゲンです。涼しそう。

    1. いたずらリスさん,こっちの学生さんは自信に満ちあふれてますね。そういう教育ですから。そのうちコテンパンにやられて,あちこち包帯だらけになってしまうことでしょう。

  2. その学生さん、LiLA管理人さんと物理の熱烈なファン
    なのかもしれませんね。
    憧れのLiLA管理人さんをやっとつかまえられた!!
    緊張して舞い上がっちゃう!!
    でも話したいこといっぱいある!!
    興奮のボルテージは上がる一方!!
    なる図式が見えた気がしました。

    1. ポージィさん,なんか話したいことはいっぱいあるっぽかったですが,いえいえ憧れちゃいますよ。やっと同業者を見つけたってとこでしょうか。こういうのは,ちと苦手です。

  3. ハンガリー語(H)とフィンランド語(F)は欧州言語世界の絶海の孤島、他と全く異なり日本語と類似点も、とは聞いたことがあります。先日H語を家庭内言語とするご夫妻と1日ご一緒しました。諸国語に混じって遠くからH語らしき言葉が聞こえてくる、と思って近寄っても、もしそれがF語だったら意味は全くわからないんだそうです。音はとても似ている。せめて普通速までの英語はちゃんと分かりたい、が一生通じての夢(=努力目標)だったんですが。今も努力中ニャン。「ぼくが猫語を話せるわけ」って本が昔ありましたっけ。

    1. Gonnekoさん,それは中村紘子のだんなさんの庄司薫です。ハンガリー語とフィンランド語は全く違ってるそうですね。かつてオーストリア=ハンガリー帝国を築いた人たちなんだから,もっと広まっててもよさそうなもんですが。フィンと言えばシベリウス。夏場に聞くと涼しくなります。フィンランド人はマイナス100度くらいになってようやく「今日は寒い」と言い出すとかいうジョークがあったような。

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