旅費の精算,皮算用

かつて日本の職場では,行き先に応じて事務が摩訶不思議な旅費計算をしており,その内訳は不明でした。先方が旅費をくれる場合は,数万数千数百数十円が入った茶封筒を手渡されるだけで,これも内訳不明。まあ,聞いたら教えてくれたんでしょうけど。

現金払いなので,節約すればお小遣いを稼げるシステム。もっとも浮いたお金は飲み代に消えるのは世の常。

さてこちらの職場では,旅費を浮かせる技は使えません。使った分だけ払い戻すシステム。航空券とホテルの領収書を耳を揃えて提出すれば,その分だけきっかり銀行に振り込まれます。ならば高級なホテルに泊まってやろうと誰しも思うもの。でも残念ながら上限があります。

さてさて,そんな払い戻しシステムでも,先方が旅費を払う場合は,ちょっと様子が異なります。あっちからお金貰ったから旅費の精算はありません,と言う手が使えます。

でもこれなら旅費を浮かせるじゃないかと思うことなかれ。世知辛い世の中,先方が出す金額は最低ラインで計算してることが多いので,足が出ることすらあります。メリットは,単に旅費精算手続きが簡単になることだけ。

足が出る理由は宿泊費の高騰。以前のウィーンでの定宿は中心地にあっても100Euro未満だったのに,ぽんぽんと値上げ。旧市街の外のビジネスホテルへと追いやられました。そこすら100Euroを超えるようになり,もう損得考えるのを止めました。足が出たところで,一日数千円です。どうせ出張中は夜の飲み会で散財するんだし,ほぼほぼ計算あってりゃそれでいいや。

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「旅費の精算,皮算用」への2件のフィードバック

  1. 使った分だけ払い戻すその資金源は自分の研究費なので、ホテルは屋根が付いていればそれでいい、という方針になります。飯代もどうせどこにいたって食べるんだから研究費から出す必要はないというポリシーです。以前、米国民の血税で仕事していた頃は「いんかいんど」という方法を推奨されていました。インカとインドではないです。要するに費用は一切建て替えない、航空券も宿泊も全てあちらで予約、決済してもらうというものです。それはそうと、南の方の大学から招待された時、予算が取れました、ビジネスでぜひ、いやビジネスでないとこちらが困ります、といわれたので、ビジネスで行ったら(領収書も出しましたが)最低ラインの額が払い戻されてきました。

    1. missssyさん,確かにうちでも自分の研究費なんですが,なんせ実験しない身分,旅費で使うかパソコン買うかしかないんですよね。飯代は固定されており,節約も豪遊もできないシステムです。ビジネスで来いと言われて,割引エコノミーの払い戻し,差額はポケットですか!? それは大出費でしたね。それにしても,ビジネスで来てくださいと言われるような身分になってみたいものです。

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