12月のウィーンから,室内楽コンサート

ウィーンでの楽しみと言えばコンサートです.日本人数人でつるんでの本日のコンサートは室内楽.残念ながら大ホールでのコンサートは手頃なものは無かったものの,Brahmsホールでの弦楽四重奏曲演奏会を見つけました.

Kuechl四重奏団によるHaydon, Kodaly, Beethovenの弦楽四重奏曲.この四重奏団のコンサートは過去にも何度か聴いているので安心です.

前半はあまり期待していなかったのですが,Kodalyの曲は面白かったです.CDを買ってまで聴こうとは思わないけど.Haydnは,まあHaydn.no more no less.

Beethovenの弦楽四重奏曲13番Op.130の.6楽章が始まった瞬間,え?!っとなりました.通常の第6楽章の代わりに,大フーガOp.133.当初は13番の終楽章として作曲されたものの,不人気すぎて別の曲に差し替えられたという曰く付きの名曲です.

最後に軽い楽章で終わるものとばかり思っていたのに,突然あの難解な大フーガが始まって,あれれっとなったわけ.ある意味,これが本来の姿ではありますが.

そして曲終了後,四重奏団がアンコールに答えて演奏した曲が,なんと通常の第6楽章.彼らがこれを演奏し始めたとき,うっかり笑ってしまいました.やっぱやるんじゃんって.

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「12月のウィーンから,室内楽コンサート」への4件のフィードバック

  1. 賛成!Bartokに隠れがちだけどKodalyっていいですね。ガランタ舞曲みたいな楽しいのから無伴奏チェロみたいに渋いのまで、音柄がおおらかで世界が広い。

    ところで、皆さんの行かれた前日、同じブラームスザールでOp.130やってたみたい(O機関情報、こっちは大フーガ付きと明記)。地球の裏側で他人の行くコンサート気になって周辺を洗っちゃう。全然生産的じゃないところが今で言うオタクですね、我ながら。どっこい我が渋谷でも七月にEbene S.Q.がOp.130やる。ラズモフスキー3も!お楽しみ。EbeneでBartokも聴きたい。今日はこれからTSOでVarese(Density 21.5で始まるトンデモ系プログラム)と英雄の生涯。まだ長生きしなきゃ。

    1. Gonnekoさん,地球の裏側のコンサートですが,実際は東京のほうがバラエティに富んだ音楽会が数多く開かれてるようですよ.こちらの12月のプログラムは,あまりよいものが見つかりませんでした.もちろんVPOなんて望むべくもないし.ヴァレーズの密度と英雄さん,どこで繋がってるのやらです.

  2. 室内楽は日本だと味気ない小さいホールで地味に聞くことになって、
    ホールを出た途端あっというまに日常に戻ってしまう。
    コンサートにしても一人で聴きに行くと帰りが嫌です。
    はねたあとトボトボ家に帰るって言うのが問題なのかもね。

    LiLAさんが楽しめたのはウイーンと言う背景とお友達と連れ立ってということ大きくない?

    1. Chieさん,うーん,僕はひょっこり一人でウィーンのコンサートにも行きますが,今回は日本3人,音楽会後の一杯も楽しみの一つです.もちろんめちゃ寒いんですけど.
      日本の室内楽コンサート,住宅街にひっそりと佇む小さなホールのも好きですよ.演奏者との距離が近いです.

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