思い出せない旋律

何かの拍子に、昔何処かで聞いた旋律が頭の中にふと蘇ることがあります。困るのは、それが何の曲が思い出せないこと。丁度、人の名前とかが喉の奥まで出かかっているのに中々出てこなくていらいらするのと同じ気分です。旅の途中、ふと頭に響いた旋律が、そのままずっと脳内にこびり付いて困っていました。

おそらくピアノ曲。頭の中に響いているのは最初の4小節だけで、それ以後どんな曲だったのかも思い出せません。4小節だけが壊れたレコードの様に何度も何度も繰り返し、気になって仕方ありませんでした。

数日悩んだ末、ようやく思い出しました。そのイ短調の曲はMendelssohnの幻想曲。すっきり爽やかな気分。

もう一曲、レストランで食事をしていた時、ハープの生演奏がありました。Mozartのオペラの編曲から始まって、J.Straussのワルツ等、Wienらしい小品が続いた後、ハーピストが何かのワルツを弾き始めました。

即座に、ああこれは知ってるピアノ曲だ、と思ったものの、何の曲だったか思い出せません。折角のハープ生演奏付きディナーですが、こういうのを気にし始めると止まらないタチです。巨大なウィンナーシュニッツェルを前に腕組みしておりました。

Chopinの遺作のワルツだったか、E.Satieだったか。長考の末に出て来た答えは、A.Dvorakのト短調のワルツ。

マイナーすぎます。もっと素直な選曲をして欲しいものです。そんな曲を聴いて、何という曲だったかウンウン唸っている自分も変ですけど。

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6 thoughts on “思い出せない旋律”

  1. すごいですにゃ〜。Dvorakのワルツがわかるなんて。(ここで、尊敬のまなざしでみつめる。以上ト書き)
    私も、スタバ(ふっふっふ、Stuttgartにもあるんです)でモーツァルトのホルンコンチェルトを聴いて、はて、何番かとふと考えたらもう、やめられなくなってしまいました。
    そのハープ奏者、きっと趣味なんですね。「お、あの日本人はどうやらクラシック詳しいようだ。ふっふっふ、ここはいっちょ、マイナーなこれを弾いて悩ましてやるべ」ってね。

  2. nyf1403さん、そうじゃないですのじゃ。たまたま弾いた事がある曲だったので知ってたまでですのじゃ。そう言われると、あのハーピスト、楽譜の束をめくりめくり曲を選んでいたような…。作戦にはまったか。

    コーヒーの美味しいドイツですが、スタバが入り込む余地があるんですね。やっぱりオシャレなイメージで売ってるんでしょうか。ちなみにここ微小タウンにもスタバがあるんですよ。町中のカフェでは一番繁盛してるんじゃないかと思います。(ってか、他にカフェがあったっけ?)

  3. うぅ〜、うぅ〜、うぅ〜。。。
    メンデルスゾーンのa mollの幻想曲がどんなのかわからず、昨日からモヤモヤモヤモヤ。
    fis mollでなくa mollですか!?
    しかし、本当にLiLA管理人さんのお気持ち、よくわかります。
    曲も聴かずにウンウン唸っている私ですので(失笑)
    ま、私の場合巨大なウィンナーシュニッツェルをまずはペロリと平らげてから考えますけどね(笑)♪
    あぁ、お腹もすいたなぁ。。。

  4. ふっふっふ、教えてあげないもんねー。a mollであってますよ。でも「幻想曲」というタイトルはあまり正確ではありません。「幻想曲、または○×」なのであります。
    そう言えばMimi☆Kiraさんも以前、コンサートのアンコール曲、Schubert「楽興の時」の6番を思い出せずにウンウン唸ってたんでしたね。あれは僕も好きな曲です。最初の3つの和音を聴いただけで涙が出そうになります。

  5. ぴぇ〜、なんっちゅう〜いけず〜!!!と思い、頑張ってもっとウンウン唸ってみました。
    そしたらですね、私・・・わかったかもしれません(笑)きゃ〜♪
    「幻想曲、または(←ここ本当に重要ですね〜あはは〜♪)奇想曲」ですか!?

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