G. Leonhardt編曲 Bach無伴奏Sonata, Partita

こんな楽譜がありますよとのタレコミに,真っ先にAmazonでチェックするも見つからず,結局出版社
(Baerenreiter)で直接注文
.ドイツから航空便でやってきました.J.S. Bachの無伴奏Violn, CelloのためのSonataとPartitaの数曲を,Gustav Leonhardtがチェンバロ用に編曲したものです.

全曲無いのが残念ですが,耳慣れたあの曲をピアノで弾けるのがありがたい.Partita Nr.2, BWV1004の有名なChaconne,ト短調に移調されていますが,両手使って弾いていいですね! 左手だけで弾かなくてもいいんですね!

元は独奏Violin, Celloなので,そのまま鍵盤楽器で演奏すると音が薄いのですが,そこはうまく補強されています.Leonhardtの編曲は,まるでBachが元々チェンバロ用に作曲した曲のよう.全く違和感ありません.

ざざっと弾いてみましたが,技術レベル的にはPartitaと同じくらいか.結構難しいです.Bachでは出てこない(と思う)10度音程が稀に出てきて,そこはやはり編曲物っぽい.指が届かないんですよね.

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「G. Leonhardt編曲 Bach無伴奏Sonata, Partita」への12件のフィードバック

  1. バッハの無伴奏で原曲より音を分厚くして鍵盤楽器用にした編曲は(バッハ自身によるものをはじめ)色々とあると思うんでんすが、おっしゃるとおり、レオンハルトの編曲したものはバッハ自身が編曲したような感じがするんですよね。バイオリンの弦2本を使って弾くところなんかもうまく編曲できていて感心しています。初見でささっと弾くのはちょっと難しいですが。レオンハルトがなぜわざわざ移調したのか最初はよく分からなかったのですが、どうもバイオリンの原曲のままだと(チェンバロでは)上の鍵盤が足りなくなるのが理由のようです。我が家にお出での際にはぜひまた披露してください。

    1. 現地委員さん,弦楽器特有の音型は鍵盤に移すとすごく弾きにくいんですが,そこんところも考えられてますね.もっとも,もしかして二段チェンバロ用なのかな〜と思う,ピアノでは弾きにくい箇所もありますけど.
      なるほど移調は音域の問題でしたか.g-mollの方が音が重たくなるので,そういう理由かと思いました.ピアノだと音域の問題は起こらないもので.本物のチェンバロで弾いてみたくなりますね.ますます欲しくなっちゃった.

  2. 出だしの哀し気な所、バイオリンなら音を長く引けるけど、
    チェンバロだとどうなるのかと聞いてみたら、
    シャララーンとやるんですね。
    いつもはそう思わないんだけど、
    チェンバロで聴くとバッハはやはり古典なんだなと思いました。

    1. Chieさん,こういう時代の曲は,楽譜には書いてないような微妙なずらしかたを入れた演奏するんですよね.楽譜どおりに弾くべしと習った自分は,これがどうしてもできないんです.レオンハルトの演奏は,自分で編曲した楽譜どおりはなってないんですよ.

  3.  Bachを自分で弾きたい。若いころそんな無謀な夢を見ました。弦の無伴奏曲なら音が薄いはずだという誤解のもと、4年間ギター(Vn、Vcともセゴビアによる編曲がある)の先生に通いましたが、「バッハを弾きたい」などと先生に言い出せるレベルには至らず、隠れてリュート組曲第一番の中のブーレなんかを練習していました。これカセットに入れて大事に持っていたんだけど、20年ほど前に紛失。残念というか、よかったというか。

     これも先生に隠れてガスパール・サンス、ド・ビッセ、レスピーギの「リュートのための古代舞曲とアリア」の原曲(作曲者失念)なんかで、けっこう喜んで遊んでいました。みんな古いリュートのための曲。

     その後、フルートでまったく同じことを何年か繰り返し、ヘンデルまでは教えてもらったんだけど、バッハの壁はやはり厚かった。隠れて吹いていた変ホ長調ソナタの有名なシシリアーノやVivaldiの「忠実な羊飼い」はその後偽作説が出ているのがすべてを象徴的しています(Vivaldiは偽作で確定)。ドイツで知り合ったピアニストにグルックの「精霊の踊り」を伴奏してもらったのが我が人生、じゃなかった我が猫生のピークでした。フルートは今でも箪笥の上でホコリをかぶっています。銀を溶出したら二千円ぐらいにならないかな~。

    1. 可哀想なGonnekoさん,無伴奏はいろんな楽器で演奏されますもんね.でも単音楽器の欠点を補って余るほどの音楽ですので,ギターでも大変なのかも.僕は無伴奏チェロの原曲をたまに左手だけで弾いてますが,かなり忍耐が必要です.Gonnekoさん,ギターはかなりの腕前と見ました.次回,アンサンブルやりましょう.
      フルートは僕もちょっと独学勉強しました.親戚が持っていた学生用のフルートをこっちに持ち帰り,教則本を買ってきて貧血を起こしつつ吹いておりました.銀製のをお持ちなんですか!? もしもうお使いにならないのなら,僕に売ってください.

    2. 忠実な羊飼い、なつかしいですね~ハ長調の曲は高校生の頃はFM放送の「バロック音楽の楽しみ」のテーマ曲として聴き親しんでいたものですが、大学に入るとサークルの先輩たちがこの曲を(専らリコーダーで)やっていてうれしかったです。偽作とはいえト短調の曲なんか音楽的になかなかのものだと思いますけれどもね(最後の曲はビバルディのバイオリン協奏曲(ラ・ストラバガンツァ)に同じだったりしますし)。そのサークルではヘンデルのソナタも定番で、かなりの曲は暗譜で当時は弾けたように思います。

      1. 現地委員さん,なんとも楽しげな学生生活をお過ごしだったんですね.ピアノって孤独な楽器なうえ,元より人付き合い悪い性格だったもので,そういうの全然ありませんでした.次回そちらに行く際はフルート持参しますかね.

        1. はい、フルートでもいいしリコーダーでもいいのでぜひお相手いただきたいです。

      2. 確かに、最後の2曲、ハ長調とト短調、は転調も効果的だし旋律も印象的。全曲中でもぬきんででる。もしかしてシェドビル先生、最後の2曲をパクって4曲追加し、定番6曲セットにして売り出したのかも。生活していくの、昔からたいへんですからね~。

        1. Gonnekoさん,Vivaldiの楽譜,探してしまいました.そう言えば昔,グルックの伴奏したことがあるんですが,あのときはヴァイオリンだったっけ.なんか上手なポスドクがいた...はず.

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