聞くは一時の恥とは限らない

再起動中

長らく元号とは無縁の生活をしていましたが,昨年から今年にかけてやたらと日本の書類を書く必要があり,その数字平成29年に驚かされます.もうほぼ30年.

平成生まれの社会人誕生が話題になったのはすでに昔話.いまじゃ平成生まれのポスドクがいるってことか.今度うちに来るポスドクも,もしかしたら平成生まれか.日本人じゃないけど.

それにしても最近の若いもんは,分からないことがあったらすぐに人を頼るねー.以前なら,すぐにネット検索,それもちょっと鼻白むもんでしたが,自力で解決しようとするだけましかも.専門書に書かれていそうなことを聞きにくるので,そういう時は本棚から一冊取り出して押し付けています.これを読めと.

それで気づいたのですが,そもそも専門書というものを持ってないっぽい.僕は書籍への投資には躊躇しなかったのですが,今は違うんですね.確かに専門書に書かれた情報って,すでに少々時代遅れ気味です.でも人に聞いて分かった気分になるより,ずっとよく勉強できると思うんですが.

年寄りの愚痴かな.

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「聞くは一時の恥とは限らない」への12件のフィードバック

  1. 僕もよくそれ感じます。
    ちょっと調べればわかることなのに聞いてくるのは最近の若者の傾向ですね。
    ggrksという言葉が流行ったのも昔の話ですねぇ。。。

    専門書の必要性も学生に説いていますが、
    学生の言い分では、そもそもお金が無いのと、
    図書館に行っても探せない(探し方がわからない)ということで
    心理的障壁が高いそうです。

    だったら新しいiPhoneとか車とか高いPCとか買うなよ、と
    突っ込みたくなるのは内緒で(笑)

    1. てっすいさん,質問してくるのはいいだけど,ちょっと調べりゃ分かることまで聞いてくるのは手抜きですよね.きっと新しいiPhoneは問題解決につながる情報収集のため,車は図書館へ行くため,そしてPCは先生にメールで質問するためでしょう.

  2. 私の仕事場には平成生まれがゴロゴロしてます。
    ほぼ肉体労働なので現場で覚えろ!なんですが、
    頼むから一度で覚えろ!です。
    まだ聞いていませんと言われることもある。
    見て覚えろ!
    無理か・・・

    1. Chieさん,もう時代は平成なんですね.また年号が変わるようですけど.現場で覚えろなんて行ってたら,スマホで動画撮っちゃいますよ.で,それがSNSに流出...

  3. 本はお金が許すならいくらでも買いたい。図書館は時間が許すなら入り浸りたい。

    by 昭和生まれ

    昨日、今までこれ使ってただろ~ってものを指さして、「これ何に使うんすか?」と聞かれた先生が一瞬固まってたのを目撃しました(笑)。

    1. Sanaeさん,いっそ図書館を購入してはいかがでしょうか.好きなだけ入り浸ることができますよ.僕だったら,中にジャグジーを置いて,極楽読書しちゃいそうです.もちろん酒でも飲みながら.

  4. 同感です。
    最近は新しい論文を読むより、古い専門書を読んだほうが斬新で自由度の広い議論と新しい研究ネタが思いつくきっかけになることが多いとも感じることが多いです。
    これはもしかすると最近の若手の研究者が専門書をろくに読まず、最近の論文しか読まずに指導教官から与えられた研究の延長を行っていることが多いことを反映しているのかもしれません。
    by昭和生まれ

    1. KMさん,最新の論文をチェックするのは大事なんですが,そこに引用されている論文まで行こうとはしないんですよね.そういうのが系統的にまとめられているのが専門書なのに.車輪の再発明して,そんなのは30年前にすでに書かれてるよ,で会話が終わることもあります.

      1. 30年前に既に書かれていることを「知っている」ことが重要なのではなくて、「書かれている内容を理解する」ことが重要なのだと思います。専門書や昔の論文の方が、しっかりと理解すべきところをきちんと書いていることが多いので、特に分野横断型や本当に新しい研究をやろうと考えると、専門書や古い論文のほうが新しい論文よりもずっと役に立つなと思う今日このごろです。最近の論文は、どこでも何度も見たことがある式や理論の説明ばかりで、(新しい論文のはずなのに)「新しくない」と感じます。

        1. KMさん,そうですよね.まずは古いことでも理解ができんてないと,新しいことに向かい合ったときに,それを噛み砕く力が不足してしまいます.出版される論文の数は指数関数的に増えていきますが,内容はそれに比例しているわけではないので,似たような論文が量産されております.僕も人のことは言えないのですが.

          1. 論文数量産の弊害は、新しいことにチャレンジしようと言う(過去の実績に乏しい)若者が生き残れるチャンスが減るということです。シニア以上が新しい分野を開拓できれば学問の発展的には別に構わないのかもしれませんがね。

            1. KMさん,新しい分野の開拓って大変ですね.その分野が展開していくかどうか,ある意味ギャンブルみたいなものだし.シニアになると保守的になりがちです.

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