
会社員というものをやったことがないので,高層ビルの眺めのよい階にある社員食堂なんてのに憧れます.そういうのがある会社って限られてるとは思いますが,就職後もあちこちの学食体験を重ねる身としては,社食に秘密の花園のイメージを抱くのは致し方無い.
研究所付属のカフェテリアも,言っちゃ悪いけど侘びしさ漂うところばかり.日本に限らず諸外国でも似たようなもんです.但しフランスと国際機関を除く.
過去に何度か,大企業と呼ばれる会社を訪問したことがあります.そういう時はスーツが常識なんでしょうが,なんせ持ってない.ジャケットに綿パンで巨大ビルに入り,受付のお姉さんに来訪の意を告げますが,すんごい胡散臭そうな目で見られます.
そりゃ「会議に来たんですが」と言う人間がデイパック背負ってたらね〜.
もちろん僕が訪問することは伝わっていたので,会議室の場所を教えてもらい,エレベーターに乗り込みます.エレベーターの中でスーツ姿に囲まれた異邦人,心が折れそうです.
会議室の前には参加者の名前を名簿でチェックする女性.僕をひと目見た瞬間,顔が曇るのが分かります.なにこの人?みたいな.そしていきなり言われました.
「こちらは◯◯先生講演会会場ですけど」
「あ,それ,僕です」
気まずいですよ〜,こういう瞬間って.








社食ネタ、好き!
派遣で働いていた時の自分の設定していた条件は、社食と制服アリでした(笑)。自由な格好で出勤できて楽だし(=スーツを着なくてよい)、お昼代も安上がり♪
とはいうものの、今スーツ安いですから、日本での仕事の制服と思って、1着買われてはいかがですか?それでどれだけ対応が変わったか、ここでぜひ教えてください。お昼が社食じゃなくて、ご接待に変わるとか…
Sanaeさん,いっそ和服で仕事に行っちゃうのはどうでしょう.対応は変わるでしょうね.社食じゃなくて,お茶室に通されるかも.
僕が設定しそうな条件といったら,職場すぐ横にコンビニがあって,帰り道に一杯飲み屋があるってことでしょうか.
そういうときはその女性をランチに誘いましょう。その昔、某大手予備校で教えていたときに、そこはxx先生の控え室です(だから学生ははいるんじゃねぇ)と呼び止められて、あ、それ僕です、ということがありました。
misssyさん,どうせならランチじゃなくてディナーにお誘いしたいのですが,お持ち帰り不可と書いてありそうです.
会社員やったことあります…
それなりに大企業の一工場の設計部門に入っていたグループ会社
ですが、建物はバラックに毛が生えた3階建て、社員食堂は平屋で
コンクリートの床にダーーーーーッと長くテーブル並べてスチールの
丸椅子っていうもの。全然憧れの対象にはなりませんね。
(まぁ かれこれウン十年も前の話ですけど、それしか経験ありませんです)
でも、こういうところだったら、LiLA管理人さんのスタイルでも胡散臭そうな
目で見られることもなかったでしょうねぇ。
「あ,それ,僕です」 の後の、相手の方の反応が目に浮かびますよー
どう取り繕っても、口から出た言葉は戻せない。
以後の教訓になったことでしょ。
ポージィさん,コンクリートの床にだーーっとテーブルとスチール椅子って,まるで学食じゃないですか.それじゃあ社食の夢が壊れてしまいます.僕のスタイルというか,作業着姿が溢れていそうな社食です.やっぱりおしゃれなレストラン風が良いです.ビール飲み放題の社食ならもっといいです.
気まずかったのはむしろ受付の女性だったんでは?
「あ~~やっちゃった。」って入る穴を探してたかも。
ラフな格好ばかりの中にスーツ一人混じるのも居心地悪そうです。
うちの会社ですけど。
Chieさん,ラフな中にスーツ一人とは,もしかして社長さんでしょうか.それとも銀行からの出向の方,あるいはChieさんその人?
国際機関のカフェテリア、赴任当初は楽しかったですが、8年もいるとメニューは見たことあるものばかりだし、また日によっては食べたいと思うものがなかったりすることもあり、と問題も色々あります。その点、以前にいた大学の生協食堂は長年通っても全く飽きませんで、いまも帰国時には楽しんでます。そもそもLiLAさんの研究所にカフェエリアってありましたっけ?
現地委員さん,メニューが見飽きたですと,食べたいものが無いですと.それを世間では「贅沢」と言うのです.うちの職場にもカフェテリアはありますよ.普通のカフェもあって,そっちはニューメキシカンなファストフードとかも食べられます.カフェテリアの方は,もう何年も利用してませんねえ.