警官と保安官

先日、かみさんが警察にお世話になり、その時貰ったなんともゴージャスな名刺。いかにも国家が我々に力を与えておるのだぞよ、という雰囲気。別に何かしでかしたわけではなく、たまたま英会話教室の一環で、警察署に質問しに行くというのがあっただけなんですが。

アメリカでは普通、子供だけを家に残して外出するのは法律で禁止ということになっています。これを知らないアメリカ駐留日本人家族が、子供を家に置いたままスーパーに買い物に出かけ、近所の人から通報される何て言う事もあるようです。

警察への質問内容は、何歳の子供だったら法に触れるのかというもの。警官の答えは驚くべきもので、New Mexicoにはその法律は無いというもの。さすがアメリカの異国New Mexico。アメリカ人ですら、New Mexicoに出かけるときはパスポートが必要と勘違いされる(本当!)だけのことはあります。

ところでアメリカでは、警察官以外にも保安官(Sherif)なるもんがあり、この違いがイマイチ分からず、職場のアメリカ人に尋ねたことがあります。彼の説明では、警官と保安官は仕事の上では殆ど同じ事をやっている、でも組織上の違いがあるとのこと。警官はもちろん警察組織に所属しますが、保安官は市(カウンティ)に属する個人なんだそうです。保安官は何故かいつもハイウェイをすっ飛ばしているんだそうな。何かを追いかけているという訳でもなく。

彼はLos Alamosの保安官の事を、親しみを込めてJohn(仮名)とファーストネームで呼びます。

この町でJohn(仮名)を知らない人はいないさ。
でも、こんなに平和な町だろ。
あまり仕事無いみたいで、サイドビジネスで引っ越し屋もやってるんだ。
町中をちょっと引っ越しする時なんて、とても助かるよ。

New Mexicoと言えば保安官の方が似合います。

夕日の保安官。悪漢どもを一瞬にしてやっつけるJohn
Sherifと書かれたマスタングで荒野をすっ飛ばし、何かを追いかけるJohn
でも普段は引っ越し屋。市民に愛されるJohn
そして時代は流れ行き、Johnも引退の時がくる。
ジョーン、かむばーっく!

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13 thoughts on “警官と保安官”

  1. 保安官というと、西部劇を思い出しちゃいます。今もあるシステムなんですね。
    西部劇だと、保安官て選挙で選ばれていませんでしたか?そして、悪徳商人と結びついた悪い奴が保安官になって、街の人が苦しんでいるところに、流れ者のガンマンが・・。
    ドイツは警官と、あと、連邦国境警備隊っちゅうのがあるのかな。軍隊もありました。空港でマシンガンもって立っているのは、あれは国境警備隊なんだろうか。

  2.  私がロスアラモスに住み始めて直に、あちこちの庭に「○○をSherifに!」という立て札が立ち始めました。何だろう?と思いアメリカ人の友人に尋ねると、彼曰く、「Sherifは選挙で選ぶんだ!」とのことでした。ここが公務員であるおまわりさんとの決定的な違いだと私は理解しましたが、管理人さんはSherifの選挙は未経験ですか?私も任期は知りませんが・・・・。
     New Mexicoはアメリカではない!と実感したことがあります。Christmasから新年にかけてフロリダで過ごした折、丁度、マジックキングダムでChristmas EveとNew Year Eveを過ごしました。何となく在米居住組と旅行者は別々に集まる傾向があるようで、Texasから来たというご婦人と話していると、私がNew Mexicoから来たと聞いて、「New Mexicoってアメリカですか?」と尋ねられたことがあります。隣の州の人からですよ!かなりの人はメキシコの一部とでも思っているんでしょうか?

  3. 奥さんはあのロスアラモスの警察署に行ったのですね!私も娘の学校の遠足のようなもので一緒に図書館・サイエンス博物館・警察署と去年回ったことがあります。jailも見せてくれて、ちゃんと(?)オレンジの囚人服を着ている人が奥の方にいたのにはびっくりしました(笑)。あとbullet proof vestを着た警察官が、小1の子供達全員(もちろん1人ずつですが)に自分のことをパンチしていいと最後の方で許可を与えて、子供達が腹部にかわいいパンチをみまっていたのが印象的でした。こういう平和な街では、警察官の皆さんスピード違反取締りに忙しいのですよね(笑)。

  4. 最後はすっかり西部劇モードですね。
    保安官というと、カウボーイハットを被っていてベージュの制服を着ている
    という印象なのですが、事実そうなのですか?
    でもって、テキサスやニュー・メキシコ辺りだと馬に乗って走り回って
    いるという印象も… さすがに車ですね。じゃなきゃ犯人に追いつけない。
    (テキサス出身の警部マックロードのイメージやらなにやら混ざってます。
     そういえば、デニス・ウィーバーさん亡くなりましたね。)

    日本の場合は全員国家公務員でしょうけれど、警察官・巡査・刑事・警部
    とかなんとかいろいろな呼び方の区別が、やはり分かっていません。

  5. nyfさん、そうそう、保安官といえば悪い奴らから「山吹色のかすていら」をこっそりもらって、「ふっふっふ、そちも悪よのう」とか言いながら悪事を見逃すんですよね。って、それじゃ悪代官。
    空港でマシンガンを持って歩いている軍人さん、あれは恐いですね。なんか軍隊っぽいです。

  6. Sallyさん、自分がこっちに来てから保安官の選挙があったのかどうかは気付きませんでしたね。保安官は、警察官の仕事を民間委託しているようなものなのかもしれません。任期もあるんでしょうけど、そのJohn(仮名)は随分長く保安官をやってたみたいですよ。

    NYあたりに住んでいる人が、今度New Mexicoに引っ越すと友人に言ったら、「海外に出るのか」と言われたそうです。絶対にメキシコの一部と思われてますね。それにしてもテキサスの人間からは言われたくないです。もっともテキサス人って、テキサス以外は外国と思ってるようですけど。

  7. Esperanzaの住人さん、家に突然警察官の名刺なんかあるので驚きましたよ。見学ではそんな内部まで見せてくれるんですね。しかもオレンジの囚人服なんて。。。もしかして警察官がボランティアで演技してたんじゃないですか。誰も居ないとかっこわるいから、とか。
    全くスピード違反の取り締まりだけは嫌になりますね。至る所で捕まってるし。幸い、自分の車は制限速度すら出すのが厳しいので、警察のご厄介になることが無いのが自慢です。

  8. ポージィさん、New Mexicoと言えば西部劇とエイリアンですよ(なんなんだ)。夜中、不審な光が荒野に流れ落ち、駆けつけた保安官がエイリアンに体を奪われ。。。そのまんま三流SFの世界です。
    そう言われると、保安官の服装って記憶に無いですね。普段は走っている車しか見ないので。ボーイスカウトみたいな制服だっけ?あれは国定公園の監視員だったっかな?
    さすがに今時の警官は馬じゃなくて車なんですけど、不思議なのは車にいつもマウンテンバイクが取り付けてあることなんですよね。車で追いかけられないような所に犯人が逃げ込んだときに使うんでしょうか。

  9. 私もエイリアンを飼っているとおもっていますが、どうやら傍目には支配されているようにみえるようです。

    レトロン星人よりひとこと
    「ふふ、とく みたいなのが多いので地球人は組みしやすいのだ。」

  10. とくさん、そこが奴らの狙い目です。庇を貸して母屋を取られるってやつです。
    最近、体調が変わってきたとか感じませんか。食べ物の好みが変わったとか、やたらと星空を見上げるようになったとか。

  11. 金属が腕にしくまれたりですか。(こそ)レトロンはそんなヤツに思えないんですけどね。なんでもアメリカの高官とは親しいようですよ。

  12. それにしてもこの名刺は水野晴男さんがよだれたらしそうですね。銀座のカレーショップ「ナイル」のオヤジさんも警察マニアです。ウチ中たいへんなことになっているとか。でもその飾り方がインドっぽいですね。ああ、ムルギランチたべたくなってきた。

  13. すでに高層部に入り込んでいるという噂もありますね。

    この名刺、ゴージャスでしょ。金の部分が立体になってるんですよ。日本だったら、税金の無駄使いとたたかれそうな名刺です。今度、銀座に行ったら、この名刺をお代にカレー食べさせてもらおうかな。

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