愛の夢 第三番

Liszt編曲のBeethoven交響曲集の話題を出しましたが、実はLisztの楽譜でこれ以外に持っているのは、「愛の夢第3番」だけです。書いているだけで恥ずかしくなる様な表題ですが、甘〜いChopinを茶化したパロディという説もあるので、少々くさいタイトルで丁度良いんでしょう。

それはさておき、Lisztを弾かない理由。いや、弾けない理由。難しいからです。それだけです。はい、おしまい。

もうちょっと言うなら、Lisztの曲にはやたらと10度音程(ドからオクターブ上のミまで)が出てきますが、「小さな手のLiLA」はこれが届かないのです。

それでも愛の夢の楽譜だけは持っています。有名な曲だからというより、曲最初の部分の和音がどうなっているのかを知りたかったのがその理由。旋律はとてもシンプルで、単に「み〜〜〜(Cの音)」を繰り返しているだけ。それが何故あんなにきれいに聞こえるのか、不思議でなりませんでした。

下の楽譜は、その不思議がっていた当時、ノートに書き写した和音。たった数小節の、それもとても単純なメロディーなのに、それを彩る和音によってこんなに音がきれいにに響くことを知った瞬間でした。



変イ長調の主和音(A♭)に始まり、次の小節では平行調同主音調であるヘ長調の属七(C7)にジャンプしています。次の和音は変ロ長調の属七、次は変ホ長調の属九。全く和音を解決しないまま(というか、解決する度に七度音を加えて下属調に転調)、変イ長調の属七和音となり、やっと主和音に解決。

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11 thoughts on “愛の夢 第三番”

  1. 「小さな手のKira」もリストは向いていませーん。指つりますわ。
    今Chopinでさえもヒーヒー言ってます。。。
    練習中に「あ・・・あと5ミリで良いから・・・」と小指の長さが長くなるのを願うこと多々。
    当時のピアノなら何てことなく弾けたんでしょうねぇ。。。
    スケ3、最初に出てくる和音からして無理ですもん(泣)
    愛の夢かぁ・・・改めて聞いたら本当に凄い題名ですね。
    何か弾きたくなってきました・・・(笑)愛に飢えてますもんで。
    でも、LiLA管理人さん、男性にしては本当に小さいようですね・・・!!

  2. LiLAさんも手がお小さいのですか、男性なので勝手に大きな手だと想像していたのでびっくりです。
    元祖「手の小さな」私もリストは弾きません。手が小さいのできついのも理由の一つですが、何しろ好きじゃないのです(苦笑)

    必要に迫られて超絶技巧の鬼火と10番をやってますが、手が小さい人には鬼火の方が楽です。
    「愛の夢」はハーモニー綺麗ですよね、リストの中では珍しく好きな曲です。

  3. あの主旋律の後に続く副旋律もちょっと憂えた感じがいいですよね。

    ところで、第3番があるってことは1番と2番があるはずですが、
    一度もきいたことないです。「愛の夢第1番」とか、ご存知ですか?
    あと「コンソレーション(なぐさめ)」も3番だけ有名。1と2は
    実在するんだろうか。意外に書いてなかったりして。曲数の粉飾決算?

    まあ、それを言い出すとハイドンの交響曲とか収拾付かないですけど。

  4. 今から十数年前に一念発起して譜読みしたのですが、これ、旋律を知っているだけに最初苦労しました。伴奏と旋律の絡みがどうなっているのかつかめなくて。
    今はとりあえず数少ないレパートリーとしてキープしております。私、日本人女性としてはまず90パーセンタイルくらいに入るデカい手の持ち主なんです、実は。
    ところで
    >>「み〜〜〜(Cの音)」
    って…(爆)

  5. Mimi☆Kiraさんも、もうちっと指が長ければ、なんですね。自分の指の短さは親ゆずりなんで、こればっかりはどうしようもありませんです。

    Scherzoの3番は弾いた事無いので、今、楽譜を見て来ました。なるほろこの左手の和音ですか。DisとFisを親指で同時に押さえろって書いてありますな。
    Chopinはそれほど無茶な和音は出て来ないと思うんですけど、9度は時々出て来ますね。指がつりそうになります。

  6. 元祖「小さな手」のきみーさん、実はわたくし、男では無いのです。

    なんっちって。手が小さい割には、何故か腕が標準よりも長いんですよね。シャツを買う時に苦労します。丈であわせると絶対に袖の長さが足りないので、ひとサイズ上を買うんです。そうすると今度は丈が余り過ぎて。。。中々難しい体型です。

  7. Hiroさん、確かこの曲、もともとは歌曲ですよね。3曲セットの筈ですけど、1,2番は見た事も聴いた事もありません。コンソレーションは全曲の楽譜、見た事あります。3曲以上あったと思います。

    昔、友人とそういうマイナーな曲の事が話題になりました。ショパンのピアノソナタ1番ってあるのかとか、ラフマニノフのピアノ協奏曲第一番とか、チャイコフスキーのピアノ協奏曲って、第一番と言う割にはそれ以外の番号は聞かないとか。。。殆どの場合、聴くとちょっとブルーな気分になってしまうような音楽ですけどね。

  8. TAMAさん、10度が届くなんてうらやましいです。オクターブの連打でもつりそうになるっていうのに。もう一回一念発起して、リストのバラードにチャレンジしてみてください。

    この曲、旋律的には「み〜み〜み〜」なんですよね。不思議な音楽です。
    一番下の3行は、読まなくても良いように、小さめのフォントになっております。

  9. うん??

    あぁ、固定ドの読み方だと、ど〜ど〜ど〜♪です。

    変イ長調なので、Asがド、Bがレで、Cの音はミになるわけです。これは移動ドの読み方です。Cはドイツ音名なので固定です。和風に言うなら、「ハ〜ハ〜ハ〜♪」

    どうでもいいですけど、TAMAさん、夜更かししてますね。

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