
朝,Los Alamosを出てAlbuquerque空港へと向かいました.普通なら2時間弱の道のりです.でも雪を心配して3時間以上の余裕を見ての出発.路面の雪はあらかた解けていたものの,まだ半氷状態です.これではスピードは出せない.
Santa Feまではそんなじゅるじゅる道路が続きました.注意深くタイヤを轍に沿って走らせていたので,スリップこそ(ほぼ)無かったものの,前の車が跳ねた泥混じりの水滴がフロントガラスにこびりつき,あっという間に前が見えなくなる.
Santa Feを過ぎて高速道路に入ると,路面には全く雪もなく,やっと普通の運転に戻りました.制限速度は120km/h.中には注意深くスピードを落として走る車もありましたが,もう心配ない.
...と思っていました.
緩やかな下り坂を下りきった場所で,道路脇の建物で影ができていた所.解けかかった雪がまだ残ってる.
泥で汚れていたので,寸前まで気付きませんでした.120キロ出したまま,雪道に突入.うわ,やべぇって本気で思いました.
こんな時は,とにかくブレーキを踏まない,アクセルも勿論踏まない,ハンドルを切らない.直線を惰性で突っ切るしかない.
ジュレてる高速道路を,120キロで突っ切る.
直進してる積りでも,ふわりと車体が斜めに滑っていく感覚が伝わってきます.これは怖い.
おそらくはほんの50m程度の区間だったと思うのですが,生きた心地がしませんでした.あそこでもし焦ってハンドルを切っていたら,間違いなくスピンしてガードレールに激突です.通り抜けた瞬間,声がでましたもん.
怖ぇ〜〜〜って.シャレにならないから,ほんとに.
のっけから期待に応えすぎです。
滑りながら120キロで50mも走り抜けるって、
半分天国行ってました?
無事でよかった!
今年の運がまだたっぷりある一月の幸運。
Chieさん,ほんの一瞬のことだったんですが,空を飛ぶ気分でした.今年の運の3割くらい使ったかもしれません.残りの7割はパリ滞在中だったら,美味しいものに出会えるかも.
僕も日本でスキーに行く道中で前方の大型トラックが車体を斜めにしながら直進???
と思ったら自分もちょっと斜めになりながら追走・・・。
真直ぐ走ってるだけなのに車がツツツーと斜めになる恐怖を思い出しました。
いやー、無事でよかったよかった。
lce2さん,ちょっと斜め走法,あれ怖いですよね.インターステートなんだから,この先雪ありってサイン,出しといて欲しいです.高速でドリフト走行したくないです.どっかの成人式じゃないんだから.
それにしても、何も起こらなくてよかったです。流石!瞬時に好判断出来るなんて!私だったら考える暇もなく「キャァ〜〜」と通過ですわ。
120kmくらいのスピードであれば、車のスピードスケートみたいなもの?いや、タイヤが地面から浮いた感じと表現したら良いんでしょうか?120kmで50mって秒速にすると、何秒間息が止まっていたのでしょう?120kmで氷の上を滑ると車のスピードは加速されますよね〜。一体どのくらいの体感スピードが出ていたのでしょうか?
さぁ〜て、計算してみてくださいね〜。
いたずらリスさん,キャァ〜と通過しちゃえばいいんですよ.咄嗟に避けようとしたらオシマイです.50メートル区間ですが,僕の心の中では1分くらいに感じましたけど,暦の上ではディセンバー.