さらなる学者・研究者相手の新ビジネス

クゥ,顔が保護色
クゥ,顔が保護色

以前,学術業界の欲望に切り込む新商売の話を書きました.楽々論文が出版できますよとか,国際会議にご招待しますよとか(その代わり,お金払ってね).そして最近舞い込んで来るSpamに,新たなる商売を見ました.それは専門書を執筆しないかというもの.

なるほど,学者の栄光と言えば,超有名な雑誌に論文が掲載されること,大きな国際会議に招待されて多くの聴衆の前で喋ること,そして専門書を出版すること.人によっては,テレビに出ることってのもありますかね.

もっとも本の出版は面倒くさいし,時間もかかるので,数はずっと限られます.そこを上手く突いたというのか,そのSpamに書かれていたのは(ハイすんません,読んじゃいました),一つの章だけを分担で執筆しないかというもの.なるほどこれなら負担は少ない.

ただ全く不思議なのが,そもそも何の本なのかさっぱり分からないし,何を僕に期待してるのかも分からない.それどころか,章まるごとあげるから何を書くかを提案してくれというもの.相手選ばずメール出しまくってるのがミエミエ.

おまけに,出版には手数料がかかりますって言うんだから笑います.それって要するに自費出版だよ.

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「さらなる学者・研究者相手の新ビジネス」への4件のフィードバック

  1. 自費出版の広告をよく見るけど、
    なるほど科学者もターゲットだったんだ。
    ぜんぜん読めなくて「凄い本!」て感じがするかも。
    サイン入りのをくださいね。

    1. Chieさん,どうせ読めないのを書くなら,いっそのことヒエログリフで書きましょうか.各ページは,石版で出来ております.一冊3トン.

  2. こちらも最近そういうメールが多くなりました。なんでもいいから2週間で書いてくれって、そこまでいくとあっぱれです。先日、業界ではそれなりに知られた雑誌に論文を出しましたが、図のカラー料金が一枚10万円でした。10枚あったのでいやはやのお値段とあいなりました。出す前によく投稿規定を読まないといけないですね。

    1. misssyさん,一枚で10万円ですか!! 僕は長らくモノクロ図で通してきたんですが,先日出した論文の図は全部カラーにしてみたんです.必要の無いものまでカラー.カラー印刷すれば結構な金額になるんですが,印刷はグレースケール,オンライン版のみカラーだと,追加料金無しなんですよ.
      それにしても二週間で書ける内容となると,自分の趣味に走ってしまいそうですね.

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