全音ピアノピース

楽譜棚を整理しながら,あちこちに押し込められていた古いピアノピースを片付けていました.ピースの中には,曲集で持っていて重複しているものがあります.そういうのを誰かにあげてしまおうかと.

ピアノ弾きなら誰でも知っている全音のピアノピース,ベージュ地に緑のストライプが入った表紙のやつです.でも昔々は,こんな唐草模様の表紙.何時頃変わったのかは知りませんが,自分が楽譜を買い始めた頃には,すでに二つの表紙デザインが混在していたと記憶します.古いデザインのやつは,あまり需要が無かったんで売れ残ってたんでしょう.

写真に出ているのは,Debussyの「夢想」,Holstの「Jupitorの主題」,Rachmaninoffの前奏曲,そして八橋検校の「六段」.Debussy以外は,印刷されてから数年は売れずに残っていた可能性大です.値段はどれも100円から200円.今の物価からすると,格安ですね.

実家には、誰が買ったのか知りませんが「乙女の祈り」がありました。おそらく僕が生まれるより前からあったと思われ、値段はたったの35円。アメリカに持って来なかったのが残念。

「夢想」は子供の頃,思いだしたくもない発表会で弾いたもの.Rachmaninoffの前奏曲Es durは,発表会で弾く曲を何か持って来いと言われて自分で選んだものの,「地味すぎるからダメ」と言われてボツになったもの.色々と思い出があります.

このRachmaninoffの楽譜はとりわけ古いみたいで,裏のピース一覧表の一番最後は273となっています.ピース2番の「エリーゼのために」の値段は50円、「乙女の祈り」も50円.難易度も,今ではA(おこちゃまレベル)からF(弾けるもんなら弾いてみぃ)ですが,この頃のやつはA-Dで分類.Chopinの葬送行進曲や雨だれが難易度D(上級)で,月光ソナタ(難易度C)より上なのはちょっと解せない.Beethovenのソナタ弾ける人なら、雨だれは初見で弾けるでしょ。

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「全音ピアノピース」への11件のフィードバック

  1. 唐草模様の表紙を見て思わずなつかしい!と叫んでしまった私は管理人さんと同年代です(笑)。一応ピアノ少女だったので、それなりに楽譜に対して思い入れがあります。そして裏のピーズ一覧表にある難易度を見て解せないところがあったのも一緒です!ピアノに対して同じような思い入れを持って幼少時代をすごした人には親近感が沸きます(笑)。ところで、本日お昼12時に自転車に乗っている管理人さんを街中でお見かけして、車の中から手を振ったのですが、お気づきになられましたか?ちょうどDiamondからCanyonnに行く交差点でした。車の修理はまだ終わっていないのではと思いましたが、早く直るといいですね。でも自転車の運転も大変慣れているようにお見受けしました。

  2. 私も思わずなつかしいと・・・・同世代でしょうか?(笑)
    本当に難易度に関して、特にショパンの曲で疑問を抱きました。
    私の子供の頃はピースはどんなに安くても100円以上だった気がするから、同世代では無いのかも????
    何年も売れ残っていたのを買ったのかも知れませんね。

    今は、原典版を使う事が殆どで、ピースをあらためて見ると、フレーズの取り方とか色々疑問な所が出てきて面白いです。

  3. おそらく、世代は管理人さんより上と思います。なつかしいですね〜。中学の頃、お小遣いでせっせと買っていました。
    乙女の祈り・・あ〜、懐かしいです。私も持っていました、まだ実家のどこかにあるのかな。
    こういう曲はドイツで発見するのは、まず、無理かもしれないです。
    適当な小品がいろいろあるので、里帰りの時、生徒用にあれこれ買って来ています。お値段もまだまだ手頃ですし、軽いですからいいですね。
    今は連弾の物も充実していますね。
    私は、楽譜は日本の方が安いなー、とこちらで暮らしていて思います。もちろん、Henle原典版やWiner Urtextに替わるものはないと思いますけれど、例えばショパンアルバムなど、便利なものが手頃な値段でありますし。
    それから、アメリカのピアノレッスン教則本は日本で買うのが一番です。こちらでもありますが、まだまだですね。私は、ギロックをよく使うので。

  4. いや〜、初めて見ました。ちょと感動!!
    何だかお洒落な楽譜じゃないですか〜♪この方が今より素敵なんじゃないですか!?
    ベージュに緑の線のピアノピースは結構持ってます。
    それこそ最近「エリーゼのために」を引っ張り出して、弾いていたところでした!
    そういえば、私もその昔裏に書いてある難易度表を見て、この曲を弾くのはまだまだ先の話やな。。。
    なんて思っていた記憶があります。
    今思えば本当に微妙な難易度表ですねぇ・・・

  5. Esperanzaの住人さん、懐かしいでしょ、この唐草模様のピース。裏の難易度を見るたびに
    「こんな曲が弾けたらなぁ」とため息をついたもんです。今だって、こんなん弾けんという曲は
    いっぱいありますけどね。

    お昼頃ですか。そりゃきっと昼ご飯を食べに家に戻っていた所ですね。自転車通勤はよく
    やってるんですよ。夏と冬を除いて(軟弱者)。

    自転車で走っていると、自動車を避けることばかり意識してるので、中の人までは
    気付きませんでした。今度から、車内も注意しておきます…って、車の種類で分かるか、普通。
    車、本日夕方修理完了しました。$1000の請求書を見て泣いています。あと1年、乗るか。。。

  6. きみーさんは、もちっと下だと思ってたんですけど、この表紙はご存知なんですね。
    古い楽譜ですけど、まだお持ちですか?古い表紙のが売れ残っていたら、値段も安いまま
    だったかもしれませんね。

    全音の楽譜は読みやすいので、僕は良く使います。でも全音のは日本に帰ったときしか
    買えないので、ウィーン原典版を買うことが多くなりましたね。ちょっと高いのが辛い。

  7. nyfさん、「乙女の祈り」の楽譜、今度帰国した折に実家で探してみては?
    子供の頃に買った楽譜って、なんだかノスタルジーがありますよね。ピアノの先生の書き込みが
    してあったりして(あー、なんか思い出したくないことを、思い出してしまった。。。)
    連弾ピースは、まだ買ったこと無いんですよ。連弾してくれる人がいないし。娘がもう少し上達
    したら、できるかもしれないんですが、その頃は親と連弾なんて嫌がるでしょうねぇ。
    それにしても、クラシック音楽の本場ドイツで、手軽に楽譜が手に入らないって不思議ですね。
    そう言えば、パリの楽譜屋さんで、日本の出版社の楽譜が売られていました。やっぱり
    クオリティが高いのかな。

  8. > いや〜、初めて見ました。

    あ、新人類(笑)

    Mimi☆kiraさんは知らないでしょうねぇ。今度学校に言ったら、先生に聞いてみましょう。
    確かに改めてこの表紙を見ると、なんだが音楽芸術っぽくていいですね。ベージュのやつと
    見比べて、なんか野暮ったいなとか思ってたんですけど。

    この曲を弾くのはまだまだ先の話やな。。。と思ってた曲、今じゃバリバリと弾いてるでしょ?

  9. Sofia GubaidulinaのMusical Toysをたまに生徒に弾かせます。
    これは全音の楽譜をドイツで売っています。恐ろしい値段になっています。それから、Le Couppeyもドイツ版はなくてフランス版の高いものしかないんです。
    私が知らないだけなんだろうけど、銀座ヤマハの方が生徒のためのあれこれを探すのは楽しいです。

  10. Gubaidulinaなんて名前、久しぶりに聞きました。ソ連崩壊した頃、よく名前が出てましたね。
    鉄のカーテンの向こう側の作曲家というイメージじゃ無かったでしたっけ。
    ロシア(ソ連)の作曲家の楽譜が日本の出版社から出ていて、それがドイツに輸出されてる…
    すごく遠回りしている気がします。今度、このMusical Toysの楽譜を探してみよう。

    僕も日本に帰って東京に行く機会があれば、銀座ヤマハに必ず立ち寄りますよ。
    品揃えが豊富だし、たまに一階でコンサートやってたりするし。

  11. ピンバック: 合衆国の片隅で

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