
出張で支給される日当や宿泊費は,目的地がどれだけ都会かで変わります.東京やパリだとかなりリッチなホテルに泊まっても許容範囲.でも地方都市だとビジネスホテルにしておかないと足が出てしまう.
でも上限金額が決まっているのは主要な都市のみで,そのリストに載ってない都市は「その他」扱いです.問題は,その他に分類されると,上限金額が最低レベルになること.
ここLos Alamosなんかも「その他」レベルの町なので,ホテル宿泊費の上限は7000円くらいなもんです.まあその程度のホテルしかありませんけど.
さて本題,先日パリへ出張してきた同僚から相談.旅費計算で経理から横槍が入ったらしい.宿泊費全額を経費で落とせないとのこと.理由は目的地がほぼパリだったから.
彼が出張で行ったのはパリ郊外の実験施設で,宿泊はパリ市内.問題は出張先をご丁寧に名も無き村で申請していたこと.当然リストに載ってないので「その他」扱いになります.
上限金額を調べてみたら,パリの場合はなんと4万2千円!でもその他の地域は2万円.半額以下しか認められないんだ.
...って,2万円でも十分高いじゃん.いくら物価の高いパリでも,そんだけあれば十分な筈なんですが,彼は一体どんだけ高級なホテルに泊まったんだ!?
ほぼは良くない。
住まいは東京です(ホントは千葉の市川)
ほぼ東京です(和光市)
なんて人がいる。
足が出ちゃうタイプですね。
Chieさん,その和光にある某所への出張で,しっかりと「東京出張」として申請したのは私です.誤差の範囲ですよ.東京ディズニーランドみたいなもんです.
ほぼとその他の線引きよりも、上限額にびっくりです。
そんなに出してくれるんですか!? スゴイ!!!
ポージィさん,そんなに出してくれるんです.でもそれは自分の研究予算からなので,節約するかどうかは本人次第ということで.
パリで一泊4万円近いホテルに泊まったことありますよ.そういう場合,まあ色々と事情があってのことですけど.
そちらコスト削減とかないんですか?
なしてLiLA管理人さんにそんなことお尋ねするんでしょうか?典型的な高給取りアメリカ人。
いたずらリスさん,コスト削減ありますとも.安いホテルに泊まれ,じゃなくて,出張行くな,ですね.
僕に相談してきたのは,どうやら僕が出張の達人と思われてるからっぽいです.確かに他の人よりは多めですけど,そんなにひっきりなしに出かけてるわけじゃないんですが.
ほぼパリならともかく、もう少し濁点が増えるとそちら方面ではけっこう大変な意味になると聞きましたが。
misssyさん,えっと,「り」に点々でしょうか.