満月のずっとずっと向こうの東海岸では

東の山に満月

黄昏時,東の空に広がりつつある夜を押しとどめるように,満月が昇ってきました.

さて,今日の午前中,オフィスの電話が鳴りました.見慣れない番号です.

電話は,明日からここで開かれるワークショップに参加予定の仕事仲間.ヨーロッパから遠路はるばるやって来ました.

「今,New Yorkに到着した」

それはご苦労様と長時間のフライトを労ったものの,次の言葉を聞くまで,どうして彼が電話してきたのか分かりませんでした.

飛行機が無い

New Mexicoはこんなに晴天だと言うのに,この月のずっとずっと向こう側にハリケーンの被害が広がっていたのをようやく思い出したのです.

彼が言うには,とりあえず明後日の便のチケットは取れた.でもそうまでして来るべきなんだろうか,という相談.そりゃごもっともです.水曜夜に到着したのでは,ワークショップ参加は木曜日たったの一日になってしまいます.無理しなくて良いですよ.

普通ならそう言う所ですが,僕の口から出たのは,

「うん,それで良いから来て!」

不可抗力とは言え,こちらまでご足労頂かないと,旅費が払えないのです.彼は,じゃあなんとかするからと言って電話を切ったのですが,後からよく考えたら,彼も大変ですよね.

暴風雨の中,New Yorkのどこかに宿を探さねばならず,そこに意味もなく二泊.ここのホテルやレンタカーの予約変更,それにあちらでは停電が広がっているというニュースもあります.

水曜夜,なんとか無事到着した暁には,ちゃんと愚痴話を聞いてあげることにしよう.

FacebooktwittertumblrmailFacebooktwittertumblrmail

6 thoughts on “満月のずっとずっと向こうの東海岸では”

  1. ありゃりゃ、それは可哀相に・・・。
    ウチの会社も先週末から東海岸への出張を控えるようにってお触れが出てました。

    1. lce2さん,出張先で足止めされる可能性大ですからね.今回,旅の予定を狂わされた人が大量にいらしたでしょうね.ほんと大変です.

  2. ニュースで見ました。
    火事やら帆船の沈没やら大規模な停電やら・・
    ホテルが取れればいいけど取れるのかな、こんな時に。
    LiLAさんは悪運が強いからいつもどうにかなってるけどねー。

    1. Chieさん,すごい規模のハリケーンでしたね.ホテルに無事辿りつけたのか,レストランは営業してたのか,滅多に無い体験だったことでしょう.
      で,なんで僕の場合は,どうにかなってるんですか~ 大変な目にあったこと,何度もあるんですよ.それを,ほら,やっぱり読者サービスで面白可笑しく書いてるわけです.他人の不幸は~ってやつです.

  3. あらまぁ 大変なときに気の毒に…
    大停電やら火事やらもすごいことになってるようですが
    ホテルを探すことは出来たのでしょうか。
    この綺麗な空に浮かぶ穏やかな満月からは想像もつかない災害。
    同じ自然なのに。
    関東も穏やかな夕べでした。

    1. ポージィさん,全く運が悪かったとしか言えませんね.こんなタイミングで海外出張だったなんて.ここはハリケーンや地震,トルネードの被害はまず無いんですが,山火事,落雷,雹は頻繁にあります.どの地域に住んでいても,何かしら自然災害があるもんです.

コメントは停止中です。