学会の異端児さん,続き

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20年以上前に常温核融合の発見で一世を風靡したDr.Fleischmannが,先日お亡くなりになったというニュースを読みました.毀誉褒貶飛び交う常温核融合の分野ですが,このびっくり発見の発表の場が学術論文では無く,マスコミでの発表だったことを今でも覚えています.

さて,昨年,学術界の異端児さんの話を書いたのですが,朧げながらその特徴みたいなのが見えて来ました.

1. 論文が単著,もしくは共著者がせいぜい一人

とんでも論文の投稿を止めてくれる人が,周りにいないんでしょう.共著者がいても,実はそのグループのボスだけとか.この場合,ボスの方が異端児さんの可能性もあり.

2. 専門に微妙なズレ

広い意味ではその分野が専門でも,中心が微妙にずれている人.強いて例えるなら,ラーメン屋さんが,美味しいソバの打ち方を研究しちゃう,みたいな.

こういう異文化流入は,時として驚くような結果に実を結ぶこともありますが,得てしてすべりがち.とんこつスープのソバがあったら,ちょっと食べてみたいけど.

3. 発見しちゃってる

もう必ずと言って良いほど,このパターンに陥っています.何か新しい現象を発見した!自分の調べた限りでは,この現象はまだ誰も気づいていない.

そんなわきゃないんです.近代科学がここまで進んでると,ちょっとやそっとの研究で大発見できるような事なんて滅多に無いんです.

4. 論文が短い

自分の経験からして,この手の論文は数ページの短いものばかり.大発見だから出し惜しみしてるのか,あるいは専門知識が足りなくてあまり書けないのか.

それと関連するのですが,参考文献が少ないというのもあります.

5. 誤字脱字が多い

あくまで相対的にですが,原稿にタイポが多い.世紀の大発見を少しでも早く世に知らしめようと焦って,ちゃんと推敲されていないんでしょう.

6. 参考文献の中に,学生向け教科書

付け焼刃がバレバレですから.

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「学会の異端児さん,続き」への8件のフィードバック

  1. お写真は雷雨の後の虹ですか?
    直径がすごく大きそう。

    毀誉褒貶 ってまた難しい四字熟語が登場しましたね。
    名誉毀損 なら見た事あるけど、これは見た事なさそう。
    最後の一字が読めませんでした。

    異端児さん論文の傾向、なるほど~ 何となく納得しちゃえました。

    1. ポージィさん,夕立後の虹です.写真を撮ったときにはもう小さくなっていたんですが,元はさらにぶっとかったんですよ.こんなに大きな虹は滅多に見ません.
      きよほうへんって,使いませんか?新聞なんかでも見かける四字熟語だと思ってたのですが.今時なら,文字をコピーして,そのままネット検索しちゃえば,読み方も意味も即わかって便利ですね.

  2. 松本の美ヶ原温泉にある「みやまそば」なる店で、みな昼食時に「もりとラーメン」という不思議な注文をしていたことを思い出しました。安いわけではなく両者合わせると1000円以上になりますが。もりを食べ終わった頃に絶妙なタイミングでラーメンが運ばれてくる。どちらもうまかったです。昼過ぎには品切れで終了。でも、さすがにとんこつそばはなかったです。

    1. 現地委員さん,「みやまそば」なる店をググってみました.なるほど,ソバラーメンセットが人気の店なんですね.変な組み合わせだけど,あっさりソバがちょっと食べ足りない時にいいのかなあ.
      なんか無性に盛りソバが食べたくなってきました.さすがにそば打ちを自宅でやるのは,無理か.

      1. そうそう、あっさりそばのあとに「そば屋のラーメン」で満足。うどんよりはそばの方が簡単らしいですよ。塩加減とかうどんほど気を付けなくて良いみたいですし。

        1. 現地委員さん,そばの方が簡単なんですか.それはちょっとやってみたくなりました.うどんは,水と塩をかなり正確に計らないとうまく行かないようです.

  3. 毀誉褒貶 ぜんぜん読めない。
    誉はヨ
    褒はホウ
    名誉のご褒美飛び交う?
    ずいぶん乱発したようだね。

    1. Chieさん,最後の字は「おとしめる(貶める)」ですよ.ご褒美ばっかりなんて甘い甘い.痛あれば楽ありです.あれ,何か違ったっけ.

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