2009/01/05

小学校のScience Fair,五音音階を作ろう

カテゴリー: American Life, Music, Science and Computer — LiLA管理人 @ 21:24:12

pentatonic scale with wine glasses

昨冬の小学校のScience Fairでは,4個のコップに水を入れて楽器を作りました.長男があれをもっとやりたいと言うので,今年のScience Fairも同じネタで挑戦(手抜き?).グラスの数を増やし,音階を作ってみよう.

とは言え,同じ形のグラスがそんなにたくさんあるわけじゃない.使ったのはRIEDEL社のフルートグラス6脚(割るなよー,割るなよー).

グラス6個では1オクターブは作れません.ここはちょっと趣向を凝らし,pentatonic,つまり五音音階を作ります.民謡などでおなじみ,5つの音で構成される音階です.

Pentatonicには色々あるのですが,日本で普通なのはヨナ抜きと呼ばれるもの.ドレミソラの5つです.ピアノなら,例えばファのシャープ(Fis)から始めて黒鍵だけを使った音階が,これにあたります.黒鍵だけで日本の童歌や演歌の旋律が弾けるのは,これらがpentatonicで出来ているから.

音の出し方は,グラスハープと同じ.指を濡らし,グラスの縁を擦ると,透明な音でグラスが鳴ります.かなり薄いグラスでないと綺麗な音を出すのは難しいので,RIEDELのグラスは最適(割るなよー,割るなよー).

グラスに水を注ぐと,音程が下がります.運良く,水満杯で丁度音程が1オクターブ下がりました.空のグラスがB♭.水を満たしたグラスが,オクターブ上のB♭.あとは,C,D,F,Gの音程を作るだけ.

チューニングは,最初ピアノの音に合わせていたのですが,いちいちピアノの場所まで行くのは面倒.フルートを持ってきて,これで音程合わせしました.フルートグラスだからっちゅう寒いギャグは間違っても言いませんよ.

これだけじゃ面白くありません.ドミファソシ(CEFGB)の五音音階を作ると,琉球音楽になります.琉球五音音階にチューンしたワイングラスを用意して,YouTubeで鳴らす島歌に合わせてグラスを鳴らす.Science Fairなんて楽しんでしまえばいいんです.

本来なら子供が自主的に行うScience Fairですが,今回は手伝ってしまいました.日本の子供がアメリカの小学校でお披露目するアジアの音階,ちょっと良いと思いませんか.

Email: aspenleafjp@yahoo.co.jp • Powered by: WordPress