Chopinの嬰ハ短調のNocturne,遺作と番号が付けられたもの.僕が持っているNocturne集では19番Op.72-1が最後となっていますが,これは20番が与えられているようです(って誰が与えたんだ?).全集に入っていなかったため,別途全音ピアノピースで買っていました.
で,なんでこの曲なのかと言うと,紅白でこれを歌ってる人がおってびっくりしたわけです.昨今の日本人にしてみれば常識なのかもしれませんが,この手の歌は全く聴かないし,ドラマ観ないし,紅白歌合戦をマトモに観たことは一度も無いので…
今年は長男がニューイヤーパーティに招待されたため深夜過ぎに迎えに行かなければならず,禁酒大晦日.仕方無いのでテレビをつけたら紅白やってたので,娘とだらだら観ていた次第.
とは言えさほど興味があるわけでも無く,ノートパソコンを膝に乗せてあちこちニュースを読みながらのこと.突然,聞き覚えのある旋律.あれ,この曲なんだっけ?一瞬名前が出てこない.旋律を頭の中でおたまじゃくしに組み替えて,「あれ,ショパン?」
Chopinの若いころの作品で,左手のアルペジオに右手が装飾音の多いセンチメンタルな旋律を歌う,典型的な夜想曲.実際にはNocturneと名づけられているわけではありません.この曲が面白いのは,2番のピアノ協奏曲に出てくる旋律と同じものが使われていること.Chopinの作品で,他の作品からの引用というのはあまり見た事がありません.
楽譜はWIMAのNocturne No.21にありますが,ここでは何故か21番になってますね.
Chopinの旋律に歌詞が付けられたものは何曲かあります.でも何でまたこんなマイナーな曲なんだろ.
げげ、気がつきませんでした。もっともK-1みてましたからねい。ビデオでみたんですけど歌謡曲になってましたね。木星とかもなんだか民謡みたいにきこえてしまうし、日本語でやるとおしょうゆがかかるんでしょう。日本文化はボーグなのかもしれません。
え、紅白でそんな事態が・・・。
この曲はミハエラ・ウルスレアサのレーザーディスク(今や昔)で持っていて
録音されたのが天才少女ピアニストと呼ばれた頃(15~6歳?)
子供離れした情感たっぷりな演奏が凄くてめっぽう好き♪
日本の歌手よ、ショパンに醤油かけんでくれ!
ショパンにコブシを効かせてくれるな(泣)
とくさん,この人,声がすごくいいですね.ノクターンは英語歌詞でした.
Chieさん,レーザーディスクって....レイザーラモンの兄かなんかでしたっけ.
結構バタくさい歌い方だも思うんですが,醤油っぽいですかね.
ジャズっぽいなと思ったら,この人の祖父,平原勉じゃないですか.なんか,なるほど.