予想外に忙しい日々が続いています。わざわざパリくんだりまで出かけて来たのに、思うように時間が取れません。せめて夕方くらいは自由行動したいのに、やれ夕食会だなんだとあり、毎晩ホテルに戻るのは深夜。でも朝は絶対に7時には起きないといけないというハードスケジュールです。
そんな中で、今日は比較的早く開放されたので(と言ってもホテルに戻ってきたのは6時だけど)、デジカメを持って街中の夕暮れの様子を撮ってきました。
宿泊地のすぐ近くで偶然見かけたプーランクの家。さすがパリだとの感慨に浸れる一瞬です。サンサーンスとかミヨーとかオネゲルの家もどっかにあるんですよね。
店は7時くらいまで開いているので、楽譜屋に行ってみるチャンスです。地下鉄でSt. Lazareまで行き、ひかえていた住所を探し、最初の店を見つけました。店名はArioso。St. Lazare駅の側面です。
店内は小さいながらも、所狭しと楽譜が並んでいます。閉店まで30分。遮二無二楽譜を見て回りました。今回はプーランクの楽譜を幾つか買うつもりだったので、Pの棚に噛り付きます。えーもちろんありましたとも、プーランクの楽譜。ピアノピースもありましたが、とりあえずは曲集を押さえました。
それから、以前、オススメだったミヨーのスカラムーシュ。丁度セール中で、たったの7.5Euro。楽譜を開けると、全く同じ楽譜が二つ入っています。何かの間違いかと最初は思ったんですが、そりゃ2台のピアノで弾くなら楽譜は二つ必要ですね。コピーする手間が省けたとか思わないように。
夕方町にでたもう一つの理由は、上着の調達。長袖シャツは持ってきているんですが、朝晩、こんなに寒いとは思わなかった。このままじゃ風邪ひきそうなので、デパートLafayetteまで行って、ジャケットを買ってしまいました。運良く木曜日は9時まで開いているそうです。
買い物を済ませ、ついでに食料品コーナーでサンドイッチとサラダを調達し(ここ数日、重い夕食が続いているので、胃がもたれ気味。今日は軽い夕食です)、ふと横を見るとワインコーナーがあります。
まるで巨大重力に引き寄せられるかのように、ふらふらとワイン売り場へ。あのボルドー、ブルゴーニュワインがたったこーんな値段で。。。衝動買いしたい気持ちを抑えつつ、ハーフボトルのシャンパーニュを購入(ってしっかり買ってるし)。
Lafayetteからパリオペラ座はすぐ。オペラはあまり好きでは無いので、素通りします。今回、パリ管弦楽団のスケジュールを押さえていたんですが、残念ながらコンサートに行く暇は無いようです。
手ぶれ補正機能無しのデジカメなので、夜間の撮影は厳しいです。写真はオペラ座前の広場。行きかう車、人、東京並かも…そこまで無いかな?
オペラ座からコンコルド広場まで、テレテレと歩きました。かなたにはエッフェル塔がそびえます。実はエッフェル塔って、一度も行ったこと無いんですよね。
シャンゼリゼをちょっとだけ歩き、そこのベンチで、さっき買ったサンドイッチを頬張りました。さすがにシャンペンは開けませんでしたけどね。夜、通りのベンチで酒飲んでいたら、浮浪者そのものです。








パリの楽譜屋さん、いつか行ってみたいです。あ、近々オットのバイクレースがフランスであるのでした。行くのかなあ。
パリ−ブレスト−パリの1200kmです。その時はまた詳しく教えてください。
パリオペラ座って、現在はオペラよりもバレエが主体の劇場ではないですか?見ないなんて勿体ない〜〜〜〜〜〜〜!像の影にファントムが隠れているかもしれないのに(爆)。
えー!!プーランクの家をそれも偶然って凄いですね!
プーランク大好きです〜♪何だかもの凄く明るいイメージを持っております。
しかし、「おフランス」は夢があっていいですねー☆
これ以上やったら鬱になるぞって位頑張った、大好きなフォーレの家もどこかにあるんですね・・・
そして、念願の楽譜探しの時間も取れたようで!!
スカラムーシュの7.5Euroにはぶっ飛びました・・・
TAMAさん、1200kmのバイクレースとはまた、ツール・ド・フランスのようですね。その時は、パリに行くついでに楽譜を買って来てもらえることでしょう。
オペラとかバレーは、あまり見ないですねぇ。。。ウィーン国立歌劇場に行けば連日のように何かやってますが、もっぱら出かけるのはコンサートホールの方なので、怪人さんには会えそうにありません。
Mimi☆Kiraさん、プーランクなんともヒョウキンでいいですよね。以前から楽譜を探してたんですが、今回やっと手に入りました。「象のババール」とかは売ってるんですけどね。
明日はやっと一日休日。おのぼりさん気分でおフランスする予定です。
数々の画像を見て「懐かしい〜また旅行に行きたい〜」と思ってしまいました(フランス語喋れる人同伴で)。
パリに行ったとき楽譜も買いたかったんですが、店を見つけられなくて、代わりに本屋で「象のババール」の絵本を買って帰った覚えがあります。
お買い上げになったシャンペンはお土産にお持ち帰りになったのか、それともその日のうちに飲み干してしまわれたのか…(って聞くだけヤボでした?)
cembalopianoさん、フランス旅行となると、やっぱり言葉が厄介ですよね。英語が通じないことも時たまあるし。
楽譜屋さんの詳しい情報は、そのうちまとめておきますので、次回の時に参考にしてください。
かったボトルをわざわざ持って帰ったかどうかとのご質問ですが、まずシャンパンを買った理由が、コルク抜き無しに手で開けられること。答えはご察しの通りで、その日の晩に無くなりました。