ジンと緑茶があったので,試しにミックスしてみました.味は...ジンの緑茶割りそのまんま.
という訳で,和風と洋風ってあまり混じらない話.
非英語圏の仕事仲間からの英語のメール.僕に何かを依頼しているようなのですが,その文章が,
If you would like to send me the data …
一瞬目が丸くなりました.「オメエが送りたいって言うんなら受け取ってやってもいいぜ」と言ってるのか.
もちろんそんな横柄な話じゃなくて,単に英語上の勘違いなんですが,それにしても「え?」ってなります.
何かを丁寧な言葉で依頼するとき,
Could (Would) you please send me the data ?
みたいな言い方をしますが,丁寧さは相手の親密度に反比例します.普段から顔を合わせている同僚だったら,”Hey, I need that data.” みたいな横着なメールを貰いますし(ちょっとムカってするけど).
あまり知らない相手だったら,”I’m sorry to bother you, but …” とか “May I ask you a favor ?” とかで文章を始めたりしますが,正直こんな謙った書き出しのメールを見たら,それはいいからさっさと要件を言えよって思ってしまいます.
仕事上のメールで何かを頼まれる時,一番多いのは”Can you send that data ?” とか,”Do you have that data ?” みたいな書き方だと思います.これくらい軽く書いてくれると,こちらとしても気が楽なのですが,そんなのに慣れてるとたまに日本からやってくる仕事関係の日本語メールがとても周りくどく感じてしまうのです.
「平素より大変お世話になっております....お忙しいところ大変恐れ入りますが,上記関係データを送って頂けないでしょうか」
誰も世話してねーよ,なんて独り言いいながら返事を書く毎日.なんか仕事上の合理主義にどっぷり浸り過ぎてるのかも.








「いつもお世話になります」って必ず書く私です。なんだかな~~~と思いながらも、いきなり本題もどうかな~~と思い、とりあえず書きます。で、いきなり本題です。
反対に頂いたお手紙でも最初の文章はすっ飛ばしていて、本題から読んでいます。
PNH Member #2さん,結局,最初の一文を書いた所で誰も読んでないってことですね.
「いつもお世話してます」なんて書いても,誰も気づかなかったりして.
日本語の定型文は、取り合えず様式美ってことで(^^;
日本人ってことを忘れないための呪文だと思ってます。
MINさん,これは様式美っすか.回りくどいんですけど.
呪文でいいのなら,今度から「エコエコアザラク」って書きます.
こちらがお世話している相手に「お世話になります」っていう文字を打つ時は、心の中で「逆だけどねぇ〜」と思いながらワープロしたりするかもしれませんねぇ〜。間違っても、打ったりなんかしませんよ。
私のアホさを少々。昔、漢字のテストで「ひとかたならぬ」の「ひとかた」を漢字にせよ。という問題に、答えがどうしてもわかりません。仕方なく「人肩」と書いたというのは秘密です。「人様の肩の荷になるくらいお世話になっている」ということには、解らないなりにこの漢字がピッタリ!と思ったんですもの。。。(^.^);; < 回答しながら苦笑いしてました。アホアホ。
日本語の美しさ、挨拶文の礼儀さ、やっぱり日本語も難しいですよね。
いたずらリスさん,「ひとかた」を変換してみたら,人型,人像,一肩,一固と出てきましたけど,どれがいいです?
一固を「ひとかた」と読むなんて知りませんでした.そのまんまだけど,何か意味があるんですかね.
一方ならぬお世話になりましたって書きますけど,要するに普通以上の世話になったっつう程度の話ですよね.やっぱ日本語らしくさらに礼儀正しく行くには,二方ならぬとか,十方ならぬとか,数を増やすのがよろしいかと思います.
「平素より大変お世話になっております....お忙しいところ大変恐れ入りますが」
電話でさえ普通ですが、なにか?
枕詞みたいなもんですね、オホホ。
Chieさん,ひらもとさんが何時もお世話されてるんですか?
最後の部分,江戸っこらしく「お忙しいところ大変恐れ入谷の鬼子母神ですが」ってやって欲しいです.
たまに日本の方とビジネスでやりとりすると、礼儀正しさにあらためて感動します。
でもこちらの気軽さもいいですよねー。ほんと、気を使わなくていいからラク。
あーにゃさん,たまに日本の方とビジネスでやりとりすると,相手からさぞや「なんて図々しい奴なんだ」って思われてそうで怖いです.
こっちは気を使いませんんもんね.でも知らない奴からのメールが,いきなり Hey で始まるのだけは未だに許せません.
英語でのwantの使い方って、日本人には鬼門だと思います。日本語微妙に不自由なうちのセミリンガルちゃんたち、私にお茶をオファーしてくれるのはいいけど「お茶入れて欲しい?」なんて言うんです。[Do you want me to…]を直訳してるだけなんでしょうけど、逆に日本語から直訳しちゃうと抵抗あります。
日本人セミちゃんでさえこうですから、日本語の生徒さんたちなんてそりゃもう…(涙)
「先生、(この前借りた)本、返して欲しいですか?」
おまえはジャイアンか。
TAMAさん,want は主語とか立場が変わると「欲しい」の意味が日本語からずれてきますもんね.そりゃ「お茶入れて欲しい?」なんて聞かれたら「自分で入れるからいい!」ってなりそう.
「返して欲しいですか?」ときたら
「返さないことは欲しくありません」と答えましょう.
「世話してねーよ」に超笑えました。同感です。
そしてTAMAさんのコメントにも大爆笑→「おまえはジャイアンか」。
ご自宅のブログ内容とあまりのギャップが・・・(こちらはガス抜きって事にしますかっ)
私は英語で何かをお願いする場合、カジュアルな英語しか知らないので、とにかく態度だけは低姿勢で頼むふりしてました。でもアメリカ社会では(場面にもよりますが)あまり低姿勢だとダメですよね。やっぱり堂々と「返してほしいですか」と聞くぐらいの方がいいかも。
ちろこさん,こっちでガス抜かれても困るんですけどねえ...
こっちだとあまり低姿勢で頼まれたら,何かすんごい大変なのかヤバい仕事なのかって思って警戒するかもしれません.人に聞くのも,大概はダメもとですもんね.
「返して欲しいですか」と言えば,同僚に貸してた本を返してもらおうと思ってそう言ったら
「使うの?」
って聞き返されました.使うから返せって言ってんだよ.
みんな面白いわぁ~。私、Chieさんと同じような文章の始まりでのメールは常に受信してます♪
知らない人から来ると管理人さんのように世話してねぇ~よ。あんた誰なん??
って聞きたくなるけどそこは仕事社会。丁寧に返信です。
特に女性にこの手のメールの始まりが多くない?
Joniさん,やっぱ丁寧メールは仕事社会の潤滑油ですか.「平素よりお世話になっております」って知らない人から来たら変だと思うんですけどねえ.あんた誰?って言っちゃいそう.
そういや男性のメールの方がもうちょっと軽い書き出しかな.「平素より」が無いかも.
あんまり変わらんけど.
Canってバカにされてるような気がして、長い間、馴染めませんでした。
”Can you send that data ?”
フフフ、キミは、あのデータを送る事ができるのかな?フフフ、みたいな・・・。
lce2さん,いや~ can は便利ですよ.
栓抜きが無くても,プシュっとやればいいんですもん.
ぷは~っ