Maurice Ravel, Sonatine

Ravel, Sonatina

KuhlauやClementiの曲が収められたソナチネアルバムは,ピアノ練習者の一つの節目になってるんじゃないかと思います.短いながらも古典的なソナタ形式としてまとまっており,弾くのも楽しい.それに,ソナチネアルバムが弾ける技術があれば,ポピュラーピアノを弾いて遊べますしね.

そんな名前に騙されがちなのが,M. Ravel の Sonatine.擬古典的な佇まいの中,無駄が無く美しい傑作です.

第一楽章はソナタ形式,第二楽章はメヌエット,そして第三楽章はロンドと,形式はしっかりと守っておきながら,そこにRavelらしい洒落た和音と優雅な旋律が彩りを添えます.第一楽章冒頭のF♯からC♯への4度跳躍がその後の二つの楽章にも現れ,全体を統一する役割を果たしています.

この曲,結構難易度が高いのですが,弾けなくはないというギリギリの所でテクニックが抑えられていてるのが何とも憎い.これ以上難しくしたら,僕のような週末ピアニストが弾けないので楽譜が売れない.

第一楽章冒頭は右手と左手が重なり合り,かなり弾き難いです.左右の手を上下に重ねて,大体同じ音域の鍵盤を弾くわけですが,時々上下入れ替えないと難しい.でも入れ替えた瞬間音が抜けそうになる.入れ替えない運指を考えたんですが,どうにも上手く行きません.

第三楽章,トッカータ風の速い曲です.速く弾ければすごくカッコイイです.でも指がもつれます.

それはともかく,本当に美しい曲です.まだ聴いたことの無い方は,第一楽章だけでも聴いてみてください.

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8 thoughts on “Maurice Ravel, Sonatine”

    1. Chieさん,....

      ちょ.....

      ご自分のプロモーションビデオの宣伝をこんな所でしないでください.

    1. あーにゃさん,そうですよ.使わなくちゃ.
      この曲,弾いてみます?楽譜はフリーのものがIMSLPで手にはいりますよ.

  1. Chieさんのプロモーションビデオを観てしまいました。
    頭の中では曲と映像がもう既に切り離せなくなっています。
    ブログ訪問者が増えるかも?

    1. ちびさん,あの映像の女性,ちょっと曲のイメージじゃないと思うんです.
      ラベルの曲って,なんかこう,もうちょっとクールなイメージ?
      雪女なんていいんじゃないかなあ.

      1. 全然イメージじゃないです。この作者の目的が何なのか理解に苦しんでます。でも観てしまったので、条件反射でこの映像が浮かぶわけです。
        雪女、、ですか。いい感じですね。

        1. ちびさん,きっとクラシック音楽と水着が好きな方だったんでしょう.でもカレーとラーメンが好きだからって同時には食べませんよねえ....カレーうどんはあるけど.

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