いらいらの種の論文

フランス人の書いた論文原稿を読んでいると,ちょっと珍しい英単語が出てきました.

vex

自分の英語人生でこの単語が実際に使われているのを見たのは初めてです.調べてみると,少々古い表現で,次第に使われなくなっているらしい.

単語そのものは知っていました.それはVexationsヴェクサシオンというフランス語の単語.意味は「癪の種」.Erik Satieのピアノ曲,1分ほどの短い曲なのに,それを840回繰り返せという指示のある,変な曲です.

vexは,おそらくは現Frenchで普通に使われている単語なのかもしれません.でもあんまし一般的な単語じゃないので,annoyに書き直しとき,と伝えておきました.

そしてその後,サティのヴェクサシオンがずっと頭の中で鳴り続けております.あの論文を読んだばっかりに...そろそろ800回.あと40回か...

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

寒い朝の訪問客,但し痕跡のみ

まだ10月半ばと言うのに,驚きの初雪です.今朝,3cmほど積もっておりました.慌てて冬の上着を引っ張り出しての出勤.つい数日前までは,薄手の上着で十分な気温だったのに,今朝は氷点下ですよ.

こんな寒い日なのに,デッキを見たらなにやら訪問客の痕跡が.

近所の家の猫が散歩していったっぽい.前足と後ろ足の跡が揃うのかな.

猫って雪の日はコタツで丸くなってるんじゃないんですか.足,冷たくないのかな.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

半分だけでも楽したい

夕方,ふと時計を見ると6時半.そろそろ帰宅するかと車のキーを探そうとして,この日はバス通勤だったことを思い出し,慌ててバス停へと急ぎました.バスを降りるとすでに夕暮れ時間,まるで山火事か噴火のような夕焼けです.

うっかり時間を忘れた理由は,海外出張の手続き.フライト情報を添えて出張申請しますので,なにか手頃なフライトがないかと探しておりました.チケットのルールは簡単で,なるべく安いもの.ビジネスクラスなんてもっての他で,払い戻し不可の割引エコノミークラスです.

少々チケットが高い時期で,ヨーロッパ往復で,大体$2,000程度.こんなもんかなと,エコノミークラスをポチっとしようとした瞬間,手が止まりました.

片道だけですが,ビジネスクラスが$2,500.たったの$500追加で,あのまっ平らになる座席に手が届きます!

えっと...黙ってたら分からないかな,と一瞬思ったものの,エコノミーにしてはちょっと高い.チケット代でバレるかも.でもこの出張は先方が渡航費を負担するもの.こちらの職場で払い戻しは無いので,旅程表さえ見せなければ大丈夫.

そう確信して,半ビジネスチケットを購入.しめしめ,これで片道だけは楽ちんだわいとほくそ笑んでいたら,職場からの連絡.

手続きに必要なので,旅程表,出してね

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

乳牛柄ミルクチョコ

スーパーの安売りコーナーに大量に置いてあったミルクチョコレート.仕入れたけど売れなかったんでしょうか.パッケージがレトロです.板チョコに牛のレリーフというのもまたレトロ.

お値段,たったの100円ほどですが,これはディスカウント価格.元の値段はその倍ほどらしい.パッケージにちょっと難ありですが,この値段なら失敗しても損したとは思わない.

裏側をよく読むと,珍しいことにMade in Israel.あちらではメジャーな会社なんでしょうか.

味は全然普通のミルクチョコです.100円なら買うけど,200円だったら微妙かも.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

泡は5mmくらいでいいかな

ビールの泡は2cm,これがビールの旨味を閉じ込めます.

なんて薀蓄垂れるつもりは毛頭ございません.こちらのバーでビール頼んだら,荒っぽい泡がみるみる消えていくコップで出てきます.ジョッキなんて見たことないけど,冷やしたグラスはたまに見かけます.

日本のビールのようにシュワッと喉越しを楽しむのではなく,ビールの味そのものの豊富なバリエーションを楽しむものらしい.濃いものから軽いもの,苦いものからマイルド,アルコール度数も色々です.

かつてアメリカのビールと言えば,白地に赤文字の「例のアレ」みたいな薄い黄色炭酸水アルコール入りしか思いつきませんでした.あのせいで,アメリカンビールにかなり偏見ができたのも事実.

度数の高いビールも多いので,要注意です.ビールはアルコール度数が低いからと,つい飲み過ぎ傾向にありますが,普通のビールのつもりで飲んでると,かなり回ります.これもまた経験.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

無理にアメリカ土産を探さなくてもいいと思う

フランスから来た友人,何か家族にお土産を買って帰るというので,買い物に付き合いました.まずどんなものが欲しいのかと聞いたら,ヨーロッパでは買えないか,こっちの方が安いもの.そりゃそうでしょう.

まずは消去法.食料品とファッション系はパス.当然です.僕がフランスで何か買ってくることはあっても,こっちからあっちへ何か持って行くことはあり得ません.冗談でグリーンチリを勧めるも,即座に却下.

定番のTシャツ.でも今ひとつ決定打に欠けます.息子さんに帽子をと思うも,やっぱりなんか良いものがない.靴にしようと思ったら,アメリカ流のサイズが分からない.

iPhoneならあっちよりは安いけれど,なんせ元の値段が値段です.さすがに$1,000出す度胸は無かったらしい.

「なにか,これこそアメリカって土産,ないかなあ」

「だからさー,アメリカで買うようなお土産,ないって」

「ニンテンドースイッチにしようかな」

...なんでそれがアメリカ土産なんだよ.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

ファイル作成者に注意

随分前のことですが,同僚の論文への査読結果が送られてきたときのこと.かなり酷いレポートで,その内容から即座に誰が書いたのか推測できました.さらに編集者がアホだったことに,レポートのMSWordファイルをそのまんま転送してきたもんだから,誰が作成したのかバレバレ.

その時は笑い話で終わったのですが,こういう事例は後を絶ちません.誰々さんを推薦しますという文書をよくよく調べて見ると,実は本人が書いてるとか.普通はそういう情報漏れを避けるため,文書のプロパティを削除しておくのですが,それを知らない人もたまにおります.

先日も送られてきたPDFファイルのプロパティを何気なく(ってところが,ちょっとイヤラシイ)調べたところ,全く関係ない人の名前が出てきました.どうやら他人のファイルをテンプレートにしたらしい.

もちろん文章のコピペとかじゃなくて単にフォーマットを利用させてもらっただけなんですが,背後の人間関係が垣間見られて楽しいです.

Facebooktwittergoogle_plustumblrmailFacebooktwittergoogle_plustumblrmail

ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感