なんでだめなのかって言われても

先日出した論文の著者校正が戻ってきたので,ざざっとチェックしていました。最近は二日以内に校正して戻せとか言われるので,オンライン会議の最中にこっそり内職です。もっともコンピュータファイルで入稿するので,昔のような突拍子もない間違いはまず無いのですが。

原稿の一番最後,本論文のデータは著者によって公開されない,とあります。そう言えば論文投稿時に,データを別途追加情報としてオンライン公開するかどうかのチェックボックスがあって,そんなん面倒くさいと「しない」ことに。

それはそれで良いんですが,今度は「公開しない理由を述べよ」と書かれております。なんとその理由が論文に掲載されるらしい。

まさか「面倒くさいから」とも書けません。さてどうしたもんやらと考え,そう言えば他の人はどうしてるんだろうと,最近公開された論文をあれこれ見てみたら,理由がちゃんとありました。

数式は全部書いてあるんだから,計算すりゃいい

こんな理由でいいの??

良いのか悪いのか知りませんが,それで通ってるならそれでよし。真似しました。数式が書いてあったって,それを計算できる人なんて限られてるんですけどね。だって面倒くさいんだもん。

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クリスマス飾り,出しました

Thanksgivingが終わればクリスマスの飾り付け。取り敢えず並べてみましたが,その場所はピアノの上。これじゃ蓋が開けません。

もっとも普段は,音量を抑えるために閉じたまま。近所を気にして音を小さめというわけではなく,単にうるさいから。小型サイズながらもグランドピアノは音がでかいです。

さて感謝祭連休最後の今日,Brahmsのピアノ五重奏をさらっておりました。楽譜はDover出版の安いもの。Brahmsなので版による楽譜の差は殆ど無いでしょうからこれでいいんですが,Violin君からは「Henle原典版あるよ,貸そうか」。

信頼ある原典版ですが,お値段もそれなり。銀座のヤマハでピアノ四重奏と五重奏の2セットを眺めつつ,二曲買うのを諦めて四重奏だけにした過去もあります。

そんな原典版を借りるのはいいとして,やはり取り扱い厳重注意。運指の書き込みもできません。かと言って弦楽器全員がプロ仕様楽譜を使ってるのに,自分だけが廉価版ってのもカッコ悪い。

オンラインショップで同じHenleを注文しました。$60也。弦パート要らないんだけど。

その楽譜専門のオンラインショップ,アカウントを作成するオプションもあったのですが,止めておきました。そんなことしたが最後,際限なく買ってしまいそうです。楽譜は銀座のヤマハかウィーンのDoblingerに行ったときだけと自分にルール課しておかないと。

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捕食者のワイン

確かにてんとう虫はアブラムシなんかを食べるそうなので,葡萄の木にとっては益虫,でもプレデターって言われるとなんだか怖いホラー映画を思い出してしまいます。おまけにワインにも良いなんて書いてあると,もしかしててんとう虫が漬け込んであるとか。まさかね。

ジンファンデルは葡萄の風味が強く,甘ささえ感じるワインになります。

このワイン,エチケットだけではなく,キャップにも秘密がありました。

キャップにてんとう虫印刷,ここまでは想定内,でもコルクにまで,

う〜ん,これも想定内かも。普通予想しますよね。

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マーティンって誰だ

スマホの忘備録に,Martin Melkotygeyという名前らしきもの。メルコッチゲイって読むんでしょうか。一瞬なんだコレと思ったものの,すぐに思い出しました。夢の中に出てきた人物。

全く面識無いのに,やたらと馴れ馴れしいのです。どうやら先方は僕のことを知ってるらしい。でも名前も知らなきゃ,顔に覚えもない。たまたま僕の夢に客演していた友人に「あれ誰?」と聞いたら,

「あれはマルティンだよ。マルティン・メルコッチゲイ」

はて誰だろう。東欧っぽい名前です。メルテンという名前の知り合いは,旧東ドイツ出身に一人います。でもそんな名前じゃないよなあ,と考えてるときに目が覚めました。

もしかしてほんとに知り合いかもと,枕元にあったスマホにメモったのがこの名前。

ほんとにこんな綴の名前なのかさっぱり分かりません。試しにググってみたら,当然ながらそんな単語は存在しないらしい。メルコッチゲイさん,先日は思い出さずに失礼しました。でも未だにどこの誰なのか存じ上げません。これをお読みでしたら,ぜひご一報を。

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よく見たら,もじゃ葡萄毛だった

Bourgogneの名門Lous JadotのMacon-Villages,辛口のChardonnayですが,すっきり軽い味です。

ルイ・ジャドのワインについてるこの顔,酔っぱらいの神バッカスなのかなと漠然と思ってたのですが,じっくり見てみてると...

頭が葡萄。バッカスって頭に葡萄の葉っぱの冠を乗せてるだけかと思ってたのですが,これは確実に髪の毛が葡萄化してますね。葡萄の収穫には事欠かないながらも,果たしてどうやって醸造するのか。口の中で発酵させて,ぺっと出すのか。

両方の目のちょっと変ですよね。左右別の人みたい。

合成してみましょう。まずは左の人。顔の左側だけコピーして反転し,右に貼り付け。

ちょっと危なそうな男性か。黒魔術を使いそう。

そして右側の顔

女性になった?

もしや,もとの画像はバッカスではなく,あしゅら男爵だったか。

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Scientistの作品番号

作家,画家,音楽家,彫刻家,その他多くの芸術家の皆さんは,作品で後世に名を残します。僕たちのような職種になると,残るのは学術論文ということになりますが,実は一旦書き終えてしまった物にはあまり執着しません。芸術家によっては過去の作品を何度も手直しする人がいるのとは違います。そもそも出版された論文の手直しはほぼ不可能で,とんでもなく間違ってたら不承不承取り消しという形もありますが。

どちらかと言うと,僕たちが残してるのはコンピュータ・プログラムかもしれません。勿論何十年も経ったら陳腐なものとして忘れ去られる運命ですが,自分が成仏できる程度には残ってるはずです。

仕事柄,かなりの量のプログラムを書いてきました。驚くことに,学生時代に書いた旧式言語のプログラムで,今も誰かに使われてるものもあります。動くんだから良いんですけどね。

職場の大先輩に,そんなコンピュータ・プログラムで一世を風靡した方がおられました。ご本人は有名になろうとかそんな野心の全く無い方で,当時気前よくプログラムを配布してくれたので,多くの研究者がその恩恵に預かることができたのです。当時学生だった僕もその一人で,そのソースコードを貪り読んで勉強したものです。

その方は数年前に他界され,今となってはグループ若手に名前を言っても「そんな人,知らない」の寂しい返事。でも,あのプログラム書いた人だよと言えば「あぁ」となります。なんかそういうのを残してみたいもんです。

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ニューメキシコの小さな町ロスアラモスでの日々雑感